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秘密にしろよ
第2章 社内sex大歓迎
俺は打ち込みの仕事の為、今日は朝からずっとパソコンに向かっていた。

…ソロソロ昼か…。

回りを見ると殆んど人は残っておらず、皆昼食に出掛けた様だった。

俺もいつもなら社内食堂を利用しているが、今日はまだまだ仕事が残っていたので、朝御飯に買ったパンの余りをかじりながら、打ち込み作業を進めていた。

すると後ろから声がした。

「…お昼も仕事ですか?これ…良かったらどうぞ。」

とデスクに温かいコーヒーを置いてくれた。

最近入って来た、中嶋 紗菜(なかしま さな)だった。

「あっ…ありがとう。」

と微笑みかけると、中嶋 紗菜は顔を赤らめた。

…?何で照れてんだよ。

「…中嶋さんは…お昼食べないの?」

とコーヒーに口をつけながら話し掛けた。

「…嫌…行こうかと思ったら…森重さんがパン食べてるのが見えたので…その…コーヒーでも…と。」

と頬をさっきよりも紅潮させて俯いた。

…だから…何で照れてんだって。

「…そーなんだ。ありがとう。ソロソロ行かないと…時間無くなっちゃうよ?」

と覗き込むと、ビクッとして少し後ろに下がった。

…?何?

「あっ…ごめんなさい。ちょっと…ビックリしてしまって。」

と中嶋さんはペコリと頭を下げた。

…おもしれーっ。何こいつ。

「…何かされるとでも…思ったのかよ?」

と俺はからかう様に微笑む。

「い…いえ…その…」

と赤面している中嶋さんの手を掴むと、

「…中嶋さんは…した事無いの?」

と手を引き寄せる。

「…えっ?な…何をですか?」

と少し不安そうな中嶋さんに俺は、

「…社内sex…。」

と悪戯に微笑んだ。

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