この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
秘密にしろよ
第9章 新しい生活
「…恭介?どこに行くの?」
と俺は恭介の横顔に話し掛ける。
「ん?…ちょっと付き合ってくれ。」
と言って、悪魔の微笑みを見せた。
…えっ?何…恐いんだけど。
暫く走っていると、大きなショッピングモールの駐車場へと入って行った。
…えっ?また買い物ぉ?何買うんだよ。
車を停めて外へと出る。
「…何か買うの?」
と俺は恭介の背中を追った。
「…秘密だ。取り合えず付いて来い。」
と歩き出す。
歩いていると、すれ違う女達が皆こっちを見る。
…恭介…格好いいもんなぁ…背も高いし。
と思っていると、
「…皆お前の事見てるぞ。」
と恭介が俺に囁いた。
「…違うよっ…恭介を見てるんだって。」
と俺は全否定した。
「…お前…本とにモデルみたいだぞ?」
と恭介は微笑んだ。
その笑顔にドキッとする。
手…繋ぎたい…でも…関係がバレちゃうもんな。
男同士で手なんか繋いでたら…一発でバレる。
そんな事を思っていると、恭介の手が俺の手を掴んだ。
…えっ?!
そして普通に歩いて行く。
「ちょっ…恭介っ…ヤバイって。」
と顔を熱くして俯いた。
「…今日2回目だな。ヤバイって言葉。きっとお前が思ってる程…ヤバくはない。」
と言って握る手の力を強めた。
皆がこっちを見ている気がして、俺は前を向けなかった。
…悪い事…なのかな?
男が男を好きなのは…悪い事なのか?
嫌…俺だってこの間までは…あっち側の人間だった。
恭介って…そっち系の人なんじゃねーのって…怪訝な顔をしていたんだ。
すると、
「…麟太郎…前を向け。俺達は…恥ずかしい事なんかしていない。堂々と歩け。」
と恭介はこっちを向かずに囁く。
俺は手を握り締めると、前を向いて歩き出した。
…恭介との時間…恥ずかしい訳なんか…ないんだ。
と俺は恭介の横顔に話し掛ける。
「ん?…ちょっと付き合ってくれ。」
と言って、悪魔の微笑みを見せた。
…えっ?何…恐いんだけど。
暫く走っていると、大きなショッピングモールの駐車場へと入って行った。
…えっ?また買い物ぉ?何買うんだよ。
車を停めて外へと出る。
「…何か買うの?」
と俺は恭介の背中を追った。
「…秘密だ。取り合えず付いて来い。」
と歩き出す。
歩いていると、すれ違う女達が皆こっちを見る。
…恭介…格好いいもんなぁ…背も高いし。
と思っていると、
「…皆お前の事見てるぞ。」
と恭介が俺に囁いた。
「…違うよっ…恭介を見てるんだって。」
と俺は全否定した。
「…お前…本とにモデルみたいだぞ?」
と恭介は微笑んだ。
その笑顔にドキッとする。
手…繋ぎたい…でも…関係がバレちゃうもんな。
男同士で手なんか繋いでたら…一発でバレる。
そんな事を思っていると、恭介の手が俺の手を掴んだ。
…えっ?!
そして普通に歩いて行く。
「ちょっ…恭介っ…ヤバイって。」
と顔を熱くして俯いた。
「…今日2回目だな。ヤバイって言葉。きっとお前が思ってる程…ヤバくはない。」
と言って握る手の力を強めた。
皆がこっちを見ている気がして、俺は前を向けなかった。
…悪い事…なのかな?
男が男を好きなのは…悪い事なのか?
嫌…俺だってこの間までは…あっち側の人間だった。
恭介って…そっち系の人なんじゃねーのって…怪訝な顔をしていたんだ。
すると、
「…麟太郎…前を向け。俺達は…恥ずかしい事なんかしていない。堂々と歩け。」
と恭介はこっちを向かずに囁く。
俺は手を握り締めると、前を向いて歩き出した。
…恭介との時間…恥ずかしい訳なんか…ないんだ。