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秘密にしろよ
第10章 二人の想い
俺は食堂に着くと、パスタを手に取り席へと向かう。

いつもの窓際の奥の席だ。

何故か皆何となく席が決まっていた。

しかしそこに…見た事のない、すっごいイケメンの若い男が座っていた。

…誰だ?

俺は思わず立ち止まる。

勿論席が決まっている訳ではないので、文句を言う事も出来ない。

…どうする?俺…

まだ早い時間だったので、席は十分に空いていた。

俺はそいつの隣のテーブルに腰をかける。

俺は取り合えずパスタを食べ始めた。

ガヤガヤと女達が、食堂に入って来た。

皆各々食べ物を持って、席へと着く。

俺の周りにもいつもの様に…嫌…いつもよりもかなり少ない女達が、俺のテーブルへとやって来た。

…ん?…今日…少ないよな?

と何気にあのイケメンを見やる。

!!!!!!!!っ…。

俺より遥かに多い女達に、囲まれて食べていた。

別にいいんだけど…何かちょっとジェラシー。

そんな事で男の価値を計っている訳ではないが、何か…少し負けた感が否めない。

…こいつ…絶対ヤりまくりだよな。

王子様的な綺麗な顔立ち。

色の白さは儚げで、何となく母性本能をくすぐるのか…。

澄ました顔してるけど…抱きまくってんだろ?

そんな事を考えていると、そいつが冷たく言葉を吐いた。

「…興味…無いんだ。」

……一瞬にして女達が凍り付く。

…興味…無い?

結構な美人揃いだと思うんだけどな…もっと上を狙ってんのか?

それとも…ブスが好きとか?

…止めろよ…江奈には近付くなよ。

あいつは一見…ブスの仲間だからな。

と俺は失礼な事を考えていた。

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