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秘密にしろよ
第3章 社長室の秘密
「てか…仕事って…それだけ?」

と聞くと、

「違うよぉ…ちゃんと他の事もこなしてるよ。けど…社員さんの誰よりも、多分秘書が一番高収入だよ。」

と微笑んだ。

そして更に言葉を続けた。

「…別にも貰ってるし。お小遣いとして。あたしなんかは、中出しOKだから…結構クレルよ。社長イケメンだし…上手だし…最高に楽しい。」

…んじゃ…何で俺に?

「…満たされてんなら、何で俺なんかと?」

と質問すると、

「…顔がタイプ。」

と笑って言った。

…軽いなぁ。何か。

まぁ…いいか。

「…また…抱いてくれる?」

と濱中さんは俺の首に腕を回した。

「…はい。喜んで。」

とチュッと軽いキスをした。

そして俺達は談話室を後にして、仕事へとお互い戻って行った。

…社長…やるなぁ。

男も好きだとは…思わなかった。

嫌…しかし…江奈ちゃんだっけ?…あれは…無いわ。

俺多分…無理だ。

興奮…しない。

今日俺は…社長の秘密を知ってしまった。

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