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秘密にしろよ
第5章 秘書の確執
次の日俺は元気に出社した。
出社すると早速、社長室に呼ばれた。
「…森重です。失礼致します。」
と俺は社長室に入って行った。
社長は椅子に腰をかけたまま、
「…ん。どうだ?体調は。」
と俺に微笑んだ。
…格好いいよなぁ。
社長は、男の俺から見ても魅力的だった。
「…はい。お陰様で…すっかり元気になりました。」
と当たり障りのない返事を返した。
「そうか…良かった。牧瀬は面倒見が良いからな。なかなか料理も旨かっただろ?」
と社長は俺を見据えた。
…何か…探られてる?
「…そうですね。久し振りに手料理を食べました。」
俺は目を離さないままに、堂々と答えた。
…何も…ヤマシイ事はしていない。
キス…しちゃったけど。
それは誰も知らないし。
「そっか。元気になったならそれでいい。じゃぁ仕事に戻ってくれ。ワザワザすまんな。」
と社長は微笑んだ。
「…いえ。有り難うございました。それでは…失礼致します。」
と俺は頭を下げて社長室を後にした。
社長室を出ると、秘書軍団と鉢合わせをした。
その中に牧瀬さんも混じっていた。
勿論濱中さんもいた。
俺は頭を軽く下げると、秘書軍団に背を向けた。
すると誰かが、後ろから俺の腕を掴んだ。
!!!!!!!?!
振り向くと濱中さんが微笑んでいた。
「元気になって良かった。心配してたのよ。」
と俺の腕に絡み付いてくる。
勿論…他の秘書達もそれを見ていた。
俺は思わず腕を振りほどいた。
パッと牧瀬さんを確認する。
けど…牧瀬さんは別にこっちには興味がない様だった。
…焦ったのは…俺だけかよ。
だよな…。
俺は何を期待してんだか。
出社すると早速、社長室に呼ばれた。
「…森重です。失礼致します。」
と俺は社長室に入って行った。
社長は椅子に腰をかけたまま、
「…ん。どうだ?体調は。」
と俺に微笑んだ。
…格好いいよなぁ。
社長は、男の俺から見ても魅力的だった。
「…はい。お陰様で…すっかり元気になりました。」
と当たり障りのない返事を返した。
「そうか…良かった。牧瀬は面倒見が良いからな。なかなか料理も旨かっただろ?」
と社長は俺を見据えた。
…何か…探られてる?
「…そうですね。久し振りに手料理を食べました。」
俺は目を離さないままに、堂々と答えた。
…何も…ヤマシイ事はしていない。
キス…しちゃったけど。
それは誰も知らないし。
「そっか。元気になったならそれでいい。じゃぁ仕事に戻ってくれ。ワザワザすまんな。」
と社長は微笑んだ。
「…いえ。有り難うございました。それでは…失礼致します。」
と俺は頭を下げて社長室を後にした。
社長室を出ると、秘書軍団と鉢合わせをした。
その中に牧瀬さんも混じっていた。
勿論濱中さんもいた。
俺は頭を軽く下げると、秘書軍団に背を向けた。
すると誰かが、後ろから俺の腕を掴んだ。
!!!!!!!?!
振り向くと濱中さんが微笑んでいた。
「元気になって良かった。心配してたのよ。」
と俺の腕に絡み付いてくる。
勿論…他の秘書達もそれを見ていた。
俺は思わず腕を振りほどいた。
パッと牧瀬さんを確認する。
けど…牧瀬さんは別にこっちには興味がない様だった。
…焦ったのは…俺だけかよ。
だよな…。
俺は何を期待してんだか。