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秘密にしろよ
第1章 社内恋愛禁止令
俺は気を取り直して、自分のデスクへと帰った。
さてと…と仕事を再開しようと、椅子に座った途端後ろから声を掛けられた。
「お帰りなさい。お茶を持って来ました。どうぞ。」
と、この会社でもかなりの美人である、仁谷 小百合(にたに さゆり)がお茶を置いてくれた。
「あっ…すいません。頂きます。」
と俺は恐縮しながらお礼を述べると、
「…綺麗なお顔ね。少し時間取れない?お話がしたいわ。」
と微笑んだ。
…お話?
いつもの俺なら丁重に断っていただろうが、さっき先輩に助言をされた通りに、少し位なら…と、楽しんでみる事にした。
「あっ…はい。この書類片付けたら…少し位でしたら。」
と返事をすると、
「じゃぁ…片付いたら…ここへ来て。」
と俺に紙を渡すと、にこやかに去って行った。
俺はその紙を広げて確認した。
…ここって…。
紙には地図が描いてあって、今の上の階の女子トイレの隣の部屋に、赤い印がつけてあった。
…物置部屋?だったかな?
この会社はとにかく広いので、俺はまだ把握出来ていなかった。
まっ…いっか。
と俺はとにかく書類の打ち込みに、全力を注いだ。
さてと…と仕事を再開しようと、椅子に座った途端後ろから声を掛けられた。
「お帰りなさい。お茶を持って来ました。どうぞ。」
と、この会社でもかなりの美人である、仁谷 小百合(にたに さゆり)がお茶を置いてくれた。
「あっ…すいません。頂きます。」
と俺は恐縮しながらお礼を述べると、
「…綺麗なお顔ね。少し時間取れない?お話がしたいわ。」
と微笑んだ。
…お話?
いつもの俺なら丁重に断っていただろうが、さっき先輩に助言をされた通りに、少し位なら…と、楽しんでみる事にした。
「あっ…はい。この書類片付けたら…少し位でしたら。」
と返事をすると、
「じゃぁ…片付いたら…ここへ来て。」
と俺に紙を渡すと、にこやかに去って行った。
俺はその紙を広げて確認した。
…ここって…。
紙には地図が描いてあって、今の上の階の女子トイレの隣の部屋に、赤い印がつけてあった。
…物置部屋?だったかな?
この会社はとにかく広いので、俺はまだ把握出来ていなかった。
まっ…いっか。
と俺はとにかく書類の打ち込みに、全力を注いだ。