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秘密にしろよ
第5章 秘書の確執
「…ねぇ?江奈ちゃん…分かった?あたしと社長は…いつもこんな事してんの。それに…森重くんとも…初めてじゃないし…ね?」
俺は無言で服を着ると、牧瀬さんの腕を掴んで引っ張った。
「来いよ。…話がある。」
と引っ張ってそのまま部屋を後にした。
後ろからは、濱中さんの笑い声が響いていた。
…異常だよ。
俺はそのまま空いている部屋を探した。
多分…ここなら。
と唯一知っていた書類部屋へと入った。
真っ暗な中スイッチを探して明かりを点けた。
「なぁ…牧瀬さん?お前何されてんの?嫌な事されてんじゃねーの?今日だって一人で歩いて…なぁ?」
と牧瀬さんの肩を掴むと、揺さぶった。
すると牧瀬さんの頬に、1滴の雫が流れ落ちた。
!!!!!!!!!
俺は気が付くと抱き締めていた。
「…なぁ?言えよ…俺は…お前が好きだ。だから…」
すると牧瀬さんは俺の言葉を遮った。
「…そんなの…信じられません。わたくしの事好きだとか言って…皆違う人抱くじゃないですか?どーしてなんですか?社長だってそうです…好きだとか愛してるとか…そんなの軽々しく言ってはダメです。だからわたくしは…2次元しか愛せないんです。人間なんて…信じられません。」
牧瀬さんは早口にそう言うと、走って部屋を出て行った。
残された俺はただ…茫然と立ち尽くしていた。
やっと…見つけたのに…。
やっと…好きな気持ちが分かったのに…。
俺…いきなり失恋?
…何だよ…恋って…全然楽しくないじゃん。
俺は無言で服を着ると、牧瀬さんの腕を掴んで引っ張った。
「来いよ。…話がある。」
と引っ張ってそのまま部屋を後にした。
後ろからは、濱中さんの笑い声が響いていた。
…異常だよ。
俺はそのまま空いている部屋を探した。
多分…ここなら。
と唯一知っていた書類部屋へと入った。
真っ暗な中スイッチを探して明かりを点けた。
「なぁ…牧瀬さん?お前何されてんの?嫌な事されてんじゃねーの?今日だって一人で歩いて…なぁ?」
と牧瀬さんの肩を掴むと、揺さぶった。
すると牧瀬さんの頬に、1滴の雫が流れ落ちた。
!!!!!!!!!
俺は気が付くと抱き締めていた。
「…なぁ?言えよ…俺は…お前が好きだ。だから…」
すると牧瀬さんは俺の言葉を遮った。
「…そんなの…信じられません。わたくしの事好きだとか言って…皆違う人抱くじゃないですか?どーしてなんですか?社長だってそうです…好きだとか愛してるとか…そんなの軽々しく言ってはダメです。だからわたくしは…2次元しか愛せないんです。人間なんて…信じられません。」
牧瀬さんは早口にそう言うと、走って部屋を出て行った。
残された俺はただ…茫然と立ち尽くしていた。
やっと…見つけたのに…。
やっと…好きな気持ちが分かったのに…。
俺…いきなり失恋?
…何だよ…恋って…全然楽しくないじゃん。