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秘密にしろよ
第7章 嫉妬
恭介と交わってから、俺の心は変化していった。

女にあまり興味が湧かなくなっていた。

かと言って男に興味がある訳じゃない。

…恭介に興味があるんだ。

あの日以来、恭介と話もしていない。

朝の朝礼で顔を見かける位なもんで、目さえも合わなかった。

まだ俺は秘書ではない。

それに…勿論まだ1番秘書は健在だった。

…恭介に…抱かれてんのかな?

そう思っただけで、胸が苦しくなった。

…俺…嫉妬してんの?

何本気になってんだ…。

恭介は…男だろ。

女が初めての男忘れられないって言うけど…俺もそうなのかも知れない。

俺が初めてやられた男。

…俺の初めての女って…誰だったっけ?

処女だった女なら覚えてるけど…。

恭介は…俺に…触れたくなんねーのかな…。

そんな事を考えながら、仕事をしていた。

「あ…あの。」

……………。

「あの………っすいませんっ!森重さんっ!」

俺はビクッとして振り向いた。

目の前に牧瀬さんが…怒った顔して立っていた。

「…えっ?何で怒ってんの?」

俺はちょっと引きながら答えた。

「ボーッとしないで下さい。何度も呼びましたのに…。」

と牧瀬さんは頬を膨らました。

……可愛い顔…すんなよ。

「…ごめん。…で?俺に何か用事?」

と俺は牧瀬さんを見つめた。

「…少しお時間宜しいですか?お話が御座います。」

と何やら神妙な顔をしていた。

…抱かれたい…訳では勿論なさそうだよな。

「…分かった。これ終らしたら…この間の部屋に居て。そこに行くから。」

と俺はパソコンに向かった。

「…はい。では。」

牧瀬さんは素っ気なく去って行く。

…何なんだよ。

俺はパソコンを打つ速度を速めた。
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