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秘密にしろよ
第7章 嫉妬
俺は恭介の首にしがみつきながら、そっと耳元で囁いた。
「…聞こえてたよ。ちゃんと…恭介の声。」
すると恭介は俺の頭を撫で上げて、
「…こんな気持ち…初めてだ。男をこんなに…好きになるなんて…思ってもいなかった。…しかし…お前の未来を奪う事は出来ない。…俺達は…いつか…」
と苦しそうに言葉を吐いた恭介に、俺は塞ぐようにキスをした。
「…その先は…言わないで…。きっと…何か方法があるよ…ずっと一緒に居れる方法が。…だから…今はそんな事考えないでよ…俺だって…男を愛するなんて…思ってもいなかったよ。」
と俺は恭介に微笑んだ。
そして恭介の耳元で…
「…責任取ってよ…もう…恭介無しじゃ…居られないんだ。」
と囁いた。
すると恭介はクスッと笑って、
「…俺もだ。お前無しじゃ…居られない。一緒に探そう…ずっと側に居れる方法を。麟太郎…ありがとな。」
と俺の頭を優しくポンッとした。
けど多分お互い分かっていた。
いつかは離れなければならない事を。
俺達は男同士。
それに…俺は長男だから…いつかは結婚をしなければならない。
ずっと一緒に…なんて…本当は無理なんだって事を…
分かっていたんだ。
だけど今は…そんな悲しい結末を…考えたくもなかった。
「…恭介?1つ聞いてもいい?」
と俺は服を着ながら言った。
「…ん?どうした?」
恭介も服を整えながら俺を見る。
「…あのさ…恭介は…牧瀬さんの事…好きなんだよね?」
と俺は少し躊躇しながら聞いた。
すると恭介は急に真顔になった。
…恭介?
俺は少し後悔をした。
そして恭介にこんな顔をさせた、牧瀬さんに対して…強く嫉妬を感じていた。
「…聞こえてたよ。ちゃんと…恭介の声。」
すると恭介は俺の頭を撫で上げて、
「…こんな気持ち…初めてだ。男をこんなに…好きになるなんて…思ってもいなかった。…しかし…お前の未来を奪う事は出来ない。…俺達は…いつか…」
と苦しそうに言葉を吐いた恭介に、俺は塞ぐようにキスをした。
「…その先は…言わないで…。きっと…何か方法があるよ…ずっと一緒に居れる方法が。…だから…今はそんな事考えないでよ…俺だって…男を愛するなんて…思ってもいなかったよ。」
と俺は恭介に微笑んだ。
そして恭介の耳元で…
「…責任取ってよ…もう…恭介無しじゃ…居られないんだ。」
と囁いた。
すると恭介はクスッと笑って、
「…俺もだ。お前無しじゃ…居られない。一緒に探そう…ずっと側に居れる方法を。麟太郎…ありがとな。」
と俺の頭を優しくポンッとした。
けど多分お互い分かっていた。
いつかは離れなければならない事を。
俺達は男同士。
それに…俺は長男だから…いつかは結婚をしなければならない。
ずっと一緒に…なんて…本当は無理なんだって事を…
分かっていたんだ。
だけど今は…そんな悲しい結末を…考えたくもなかった。
「…恭介?1つ聞いてもいい?」
と俺は服を着ながら言った。
「…ん?どうした?」
恭介も服を整えながら俺を見る。
「…あのさ…恭介は…牧瀬さんの事…好きなんだよね?」
と俺は少し躊躇しながら聞いた。
すると恭介は急に真顔になった。
…恭介?
俺は少し後悔をした。
そして恭介にこんな顔をさせた、牧瀬さんに対して…強く嫉妬を感じていた。