この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
秘密にしろよ
第8章 秘書のお仕事
いつかは出さなくてはならなかった答え。
探すと約束した…未来。
どちらとも選びたいなら…皆で笑える方法があるのなら…絶対に見つけたい。
けど…今の俺に…あの子が抱けるだろうか?
自信が…無いんだ。
恭介は察しがいい。
そんな俺に言葉を掛ける。
「…大丈夫だ。麟太郎なら…優しさを知っている。自信を持て。」
俺は重い腰を上げると、無言のまま社長室を後にした。
…恭介…。
7階に着くと直ぐに、何やら声が聞こえてくる。
この階は最上階の為部屋数が少なく、普段はあまり人が居なかった。
…ずいぶん賑やかだな…?
俺は何となく不思議に思って、声のする方へと足を向けた。
角を曲がると話し声も大きくなる。
俺は立ち止まって少し聞き耳を立てていた。
「…今から何処に行くつもりなの?」
「…あんたも辞めれば良かったのに…森重くんは…渡さないわよ?」
「そうよ。とっとと田舎に帰ったら?…処女の癖に。」
…!!!!!?!
俺ぇ?!…処女って…。
俺は声のする方へと進んだ。
そして牧瀬さんを囲む女達の後ろから声を掛ける。
「…お前ら…その子に何やってんの?」
すると女達は一斉に振り向いた。
「…森重…くん…」
俺はパッと牧瀬さんの腕を掴むと、
「…今からあの部屋使うから…立入禁止だ。」
と牧瀬さんを引っ張って歩き出した。
背中に痛い程の視線を感じていた。
「…あ…あの…」
と牧瀬さんは戸惑っている。
「ウルサイ。…今からお前の初めて貰うから。覚悟しとけよ。」
と戸惑いを制した。
牧瀬さんは無言で俺に引っ張られていた。
探すと約束した…未来。
どちらとも選びたいなら…皆で笑える方法があるのなら…絶対に見つけたい。
けど…今の俺に…あの子が抱けるだろうか?
自信が…無いんだ。
恭介は察しがいい。
そんな俺に言葉を掛ける。
「…大丈夫だ。麟太郎なら…優しさを知っている。自信を持て。」
俺は重い腰を上げると、無言のまま社長室を後にした。
…恭介…。
7階に着くと直ぐに、何やら声が聞こえてくる。
この階は最上階の為部屋数が少なく、普段はあまり人が居なかった。
…ずいぶん賑やかだな…?
俺は何となく不思議に思って、声のする方へと足を向けた。
角を曲がると話し声も大きくなる。
俺は立ち止まって少し聞き耳を立てていた。
「…今から何処に行くつもりなの?」
「…あんたも辞めれば良かったのに…森重くんは…渡さないわよ?」
「そうよ。とっとと田舎に帰ったら?…処女の癖に。」
…!!!!!?!
俺ぇ?!…処女って…。
俺は声のする方へと進んだ。
そして牧瀬さんを囲む女達の後ろから声を掛ける。
「…お前ら…その子に何やってんの?」
すると女達は一斉に振り向いた。
「…森重…くん…」
俺はパッと牧瀬さんの腕を掴むと、
「…今からあの部屋使うから…立入禁止だ。」
と牧瀬さんを引っ張って歩き出した。
背中に痛い程の視線を感じていた。
「…あ…あの…」
と牧瀬さんは戸惑っている。
「ウルサイ。…今からお前の初めて貰うから。覚悟しとけよ。」
と戸惑いを制した。
牧瀬さんは無言で俺に引っ張られていた。