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秘密にしろよ
第8章 秘書のお仕事
部屋の前に着くと、牧瀬さんが鍵を差し出す。

「…これ…で…御座います。」

俺は鍵を貰うと、差し出した手を握る。

「…震えてんの?」

小さく震える牧瀬さんは、何も言わずに俯いた。

俺は鍵を開けると中へと牧瀬さんを促す。

そして俺も入って後ろ手に扉を閉めた。

「うわぁ…スッゲー広いじゃん。何?」

俺は大袈裟に驚いて見せる。

すると牧瀬さんも、

「…広い…ですね…。」

と心なしか目を輝かせていた。

部所などに使う様な部屋を、ホテルの様な仕様にしてある。

俺達は奥へと足を踏み入れた。

!!!!!!!!

「なっ…何だよこれ…。マジホテルじゃん。」

俺が昔行った様な、ラブホテルの様な下品な感じは全くなく、一流のホテルのスウィートルームの様になっていた。

…シャワーまで…

何だよ…この会社…

その中でも一際目立っていたのが…ベッドだった。

凄く広い。

ダブルどころの騒ぎじゃない。

…何人で寝るんだよ…。

ってか…誰が掃除すんの?

と俺は変な疑問を抱いていた。

俺達は暫くあちこちを探索していた。

「うおっ…めっちゃゴム入ってんじゃん…見て見て!何回すんだよなぁ?」

と俺はそこでハッとして牧瀬さんを見た。

牧瀬さんは顔を真っ赤に染めて、目を逸らせてしまった。

…そーだよな…初めての奴に向かって…俺は…

「…ごめん…ハシャギ過ぎた。」

と謝ると、牧瀬さんはクスッと笑って、

「…森重さん…子供みたいでした。はい。」

と微笑んでいた。
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