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秘密にしろよ
第8章 秘書のお仕事
俺はそっとモノを抜いて、何度も何度もキスをした。
「…ごめん…痛かっただろ?…余裕が無くて…ごめんな。」
と囁く様に言うと、江奈は首を横に振って、
「…いえ。…麟太郎さん…凄く…素敵でした。…故…謝らないで下さい。」
と微笑んでいた。
俺は欲の入ったゴムを取ると、
「…もっかいシャワー浴びよっか?」
と江奈の手を捕ってベッドから降りた。
ベッドに敷いたタオルには、少しだけ血液が着いていた。
シャワー室へ着くと、俺は後ろから抱き締めて、
「…江奈?…このまま聞いて。俺は…知ってるとは思うけど…恭介も好きなんだ…江奈と同じ位…大切なんだ。」
江奈はゆっくりと頷いていた。
更に言葉を綴る。
「…恭介との関係…終わらせたく…ないんだ。でも…江奈とも…続けたい。勝手な事を言ってるのは分かってる。でも…俺にはどっちかなんて…選べないんだ。だから…」
と俺は更に腕に力を入れて抱き締めると、
「…江奈が決めて。もし…それでも俺と居てくれるなら…俺は…二人と続けていきたい。」
と俺は思っている事を告げた。
すると江奈はゆっくりとこっちを振り返る。
「…はい。勿論…分かっています。ワタクシは…それでも…麟太郎さんが大好きです。だから……二人とも…愛して下さい。それと…初めてが…麟太郎さんで…良かったです。」
と瞳にイッパイ涙を溜めて、微笑んで見せていた。
「…江奈…」
と俺は江奈を強く抱き締めた。
そして耳元で囁く。
「…愛してる。初めてを…ありがとう。」
江奈は肩を揺らして泣いていた。
何故泣いてるのか…聞くのは恐かった。
恭介の事で泣いているのだとしたら…それは…今の俺にはどうする事も出来なかったから。
ただずっと江奈の頭を撫でていた。
「…ごめん…痛かっただろ?…余裕が無くて…ごめんな。」
と囁く様に言うと、江奈は首を横に振って、
「…いえ。…麟太郎さん…凄く…素敵でした。…故…謝らないで下さい。」
と微笑んでいた。
俺は欲の入ったゴムを取ると、
「…もっかいシャワー浴びよっか?」
と江奈の手を捕ってベッドから降りた。
ベッドに敷いたタオルには、少しだけ血液が着いていた。
シャワー室へ着くと、俺は後ろから抱き締めて、
「…江奈?…このまま聞いて。俺は…知ってるとは思うけど…恭介も好きなんだ…江奈と同じ位…大切なんだ。」
江奈はゆっくりと頷いていた。
更に言葉を綴る。
「…恭介との関係…終わらせたく…ないんだ。でも…江奈とも…続けたい。勝手な事を言ってるのは分かってる。でも…俺にはどっちかなんて…選べないんだ。だから…」
と俺は更に腕に力を入れて抱き締めると、
「…江奈が決めて。もし…それでも俺と居てくれるなら…俺は…二人と続けていきたい。」
と俺は思っている事を告げた。
すると江奈はゆっくりとこっちを振り返る。
「…はい。勿論…分かっています。ワタクシは…それでも…麟太郎さんが大好きです。だから……二人とも…愛して下さい。それと…初めてが…麟太郎さんで…良かったです。」
と瞳にイッパイ涙を溜めて、微笑んで見せていた。
「…江奈…」
と俺は江奈を強く抱き締めた。
そして耳元で囁く。
「…愛してる。初めてを…ありがとう。」
江奈は肩を揺らして泣いていた。
何故泣いてるのか…聞くのは恐かった。
恭介の事で泣いているのだとしたら…それは…今の俺にはどうする事も出来なかったから。
ただずっと江奈の頭を撫でていた。