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秘密にしろよ
第8章 秘書のお仕事
俺の答えは…見つかった。

嫌…始めから見つかっていたのかも知れない。

恭介から離れるなんて…出来る訳が無かったんだ。

『あの子を抱いてから…』

と言った恭介の姿が目に浮かんだ。

江奈を抱いた後でも…俺は恭介をも欲している。

俺達はベッドを軽く片付けると、スウィートルームを後にした。

「…なぁ江奈?一緒に恭介んとこ行ってよ。江奈はさぁ…恭介の事苦手?」

歩きながら聞いてみる。

「…いえ。社長も…素敵だとは思います。だけど…何故でしょう…麟太郎さんしか…見えないのです。」

と顔を赤らめた。

「…苦手じゃないなら…いいんだ。一緒に来て。少し話があるから。」

と俺達は社長室へと向かった。

そして社長室の扉をノックする。

『どうぞ』

と恭介の声が聞こえて、俺の身体が痺れた。

…恭介…

そっと扉を開けて、俺は江奈の手を握った。

そのまま恭介の前へと二人で歩む。

「…麟太郎です。それと…江奈。」

恭介は少し眉間に皺を寄せた。

「…答えが見つかった様だな。」

その声が少し震えた様に感じた。

俺は江奈の手を離すと、恭介の所まで進んでいく。

不思議そうな顔をした恭介に…俺はそっと抱きついた。

「…答えは…こうです。」

と恭介に唇を重ねた。

目を見開いて恭介は俺と横に立つ江奈を見る。

唇をゆっくりと離すと、

「…選べないよ。恭介も愛してるんだ。」

と俺はそう告げて、江奈の方を向いた。

「…江奈も…分かってくれてる。だから…ずっと側に居てよ。」

ともう一度キスをした。

恭介は俺を強く抱き締めると、激しく唇を吸ってきた。

チュパチュパと音が鳴る程、激しく唇を求め合った。
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