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秘密にしろよ
第8章 秘書のお仕事
「…麟太郎…愛してる。」
と恭介がそう言った時、
「コホン…」
と咳払いが聞こえた。
俺と恭介は一緒にそちらを向く。
「…あの…ワタクシの事…忘れてますよね?」
と江奈は顔を真っ赤に染めていた。
「…江奈…こっち来て。」
と俺が呼ぶと、恭介は一瞬ビックリしていた。
江奈は少し戸惑いながらも、こちらへと向かってきた。
直ぐ側まで来た時、俺は江奈の手を握った。
そしてグイッと引っ張ると、俺の顔に近付ける。
「なっ…」
と小さく声を漏らすと、俺は江奈にキスをした。
「…間接キス。」
と俺は笑った。
そして俺は恭介の腰に腕を回したまま、江奈の手を握ったまま、二人に告げる。
「…江奈…恭介と仲良くしてよ。素敵だって…言ってたじゃん。…江奈も…恭介に抱かれてみなよ?きっと虜になるからさ…。じゃなきゃ…俺達の関係は続けられない。」
同じ様な顔をした恭介と江奈に、俺は更に言葉を綴る。
「俺は恭介と江奈が抱き合ったとしたら、二人に嫉妬する。江奈と俺が抱き合ったら…恭介が嫉妬する。俺と恭介が抱き合ったら…江奈が嫉妬する。…皆が同じ気持ちじゃなきゃ…この関係は成立しない。」
そして最後にこう言った。
「…それが無理なら…俺は…この会社から姿を消す。…これが俺の答えだよ。」
すると恭介が口を開いた。
「…麟太郎…お前は…。江奈…俺は構わない。何度も伝えた様に…俺はお前が好きだ。しかし…麟太郎も同じ位好きなんだ。」
と恭介が難しい顔を向けると、
「…麟太郎さんと同じ様な事…言わないで下さい。もう…分かりましたから。…恭介さんとも…仲良くします故…姿を消すなんて事…言わないで下さい。」
と瞳を潤ませていた。
この日から…俺達の妙な関係が始まった。
と恭介がそう言った時、
「コホン…」
と咳払いが聞こえた。
俺と恭介は一緒にそちらを向く。
「…あの…ワタクシの事…忘れてますよね?」
と江奈は顔を真っ赤に染めていた。
「…江奈…こっち来て。」
と俺が呼ぶと、恭介は一瞬ビックリしていた。
江奈は少し戸惑いながらも、こちらへと向かってきた。
直ぐ側まで来た時、俺は江奈の手を握った。
そしてグイッと引っ張ると、俺の顔に近付ける。
「なっ…」
と小さく声を漏らすと、俺は江奈にキスをした。
「…間接キス。」
と俺は笑った。
そして俺は恭介の腰に腕を回したまま、江奈の手を握ったまま、二人に告げる。
「…江奈…恭介と仲良くしてよ。素敵だって…言ってたじゃん。…江奈も…恭介に抱かれてみなよ?きっと虜になるからさ…。じゃなきゃ…俺達の関係は続けられない。」
同じ様な顔をした恭介と江奈に、俺は更に言葉を綴る。
「俺は恭介と江奈が抱き合ったとしたら、二人に嫉妬する。江奈と俺が抱き合ったら…恭介が嫉妬する。俺と恭介が抱き合ったら…江奈が嫉妬する。…皆が同じ気持ちじゃなきゃ…この関係は成立しない。」
そして最後にこう言った。
「…それが無理なら…俺は…この会社から姿を消す。…これが俺の答えだよ。」
すると恭介が口を開いた。
「…麟太郎…お前は…。江奈…俺は構わない。何度も伝えた様に…俺はお前が好きだ。しかし…麟太郎も同じ位好きなんだ。」
と恭介が難しい顔を向けると、
「…麟太郎さんと同じ様な事…言わないで下さい。もう…分かりましたから。…恭介さんとも…仲良くします故…姿を消すなんて事…言わないで下さい。」
と瞳を潤ませていた。
この日から…俺達の妙な関係が始まった。