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秘密にしろよ
第9章 新しい生活
俺は頭が真っ白になった。
身体が小さく震えた。
…恭介と…一緒に?
ずっと…ずっとこうして居られるの?
会社でだけじゃなく…ずっと…ずっと…
俺は恭介の首に腕を回して、そっと耳元で囁いた。
「…俺の寝顔…毎日見てよ。」
すると恭介はフッと笑うと、
「…毎日遅刻しそうだな。…今日はこれで終わりにしよう。お前の中に入れたいが…それは次の楽しみにしておく。さぁ…仕事に戻ろう。…江奈も…心配していたぞ。」
と俺に服を渡してくれた。
…江奈は…賛成してくれるだろうか?
そして俺達はスウィートルームを後にした。
恭介と共に社長室に入ると、俺の席に江奈が居た。
俺と恭介が共に居ない場合は、江奈が電話番をする事になっている。
江奈は…眼鏡を外して器用に寝ていた。
…良く落ちないなぁ…。
俺と恭介は静かに目を合わせると、クスッと笑いながら江奈に近付く。
恭介と俺で江奈を挟むと、二人で同時に頬にキスをした。
ビクッとして江奈が起きる。
「わぁっ……あっ…麟太郎さん…恭介さん…お帰りなさいませ。…すいません…ワタクシ…寝てしまって…」
と立ち上がってモジモジしていた。
「…お前のホッペ…柔らかいな?…なぁ?恭介…」
と俺が唇を舐めると、江奈は俺達を交互に見ていた。
恭介も同じ様に唇を舐めながら、
「…なかなか良い肌触りだ。」
と悪戯に微笑んだ。
江奈は真っ赤になって、両頬を押さえると、
「…しっ失礼致します。ワタクシ…仕事へ戻ります故。」
と慌てて秘書室へと向かっていた。
「おいっ…これっ。忘れもん。」
と江奈の背中に呼び掛ける。
パッと振り向いて俺を見た。
そしてまたパタパタと近付いてくると、俺の手から眼鏡を奪って、
「…す…すいませんです。はい。」
とパタパタと秘書室へと消えて行った。
…忙しい奴…。
俺と恭介は顔を見合わせて笑った。
身体が小さく震えた。
…恭介と…一緒に?
ずっと…ずっとこうして居られるの?
会社でだけじゃなく…ずっと…ずっと…
俺は恭介の首に腕を回して、そっと耳元で囁いた。
「…俺の寝顔…毎日見てよ。」
すると恭介はフッと笑うと、
「…毎日遅刻しそうだな。…今日はこれで終わりにしよう。お前の中に入れたいが…それは次の楽しみにしておく。さぁ…仕事に戻ろう。…江奈も…心配していたぞ。」
と俺に服を渡してくれた。
…江奈は…賛成してくれるだろうか?
そして俺達はスウィートルームを後にした。
恭介と共に社長室に入ると、俺の席に江奈が居た。
俺と恭介が共に居ない場合は、江奈が電話番をする事になっている。
江奈は…眼鏡を外して器用に寝ていた。
…良く落ちないなぁ…。
俺と恭介は静かに目を合わせると、クスッと笑いながら江奈に近付く。
恭介と俺で江奈を挟むと、二人で同時に頬にキスをした。
ビクッとして江奈が起きる。
「わぁっ……あっ…麟太郎さん…恭介さん…お帰りなさいませ。…すいません…ワタクシ…寝てしまって…」
と立ち上がってモジモジしていた。
「…お前のホッペ…柔らかいな?…なぁ?恭介…」
と俺が唇を舐めると、江奈は俺達を交互に見ていた。
恭介も同じ様に唇を舐めながら、
「…なかなか良い肌触りだ。」
と悪戯に微笑んだ。
江奈は真っ赤になって、両頬を押さえると、
「…しっ失礼致します。ワタクシ…仕事へ戻ります故。」
と慌てて秘書室へと向かっていた。
「おいっ…これっ。忘れもん。」
と江奈の背中に呼び掛ける。
パッと振り向いて俺を見た。
そしてまたパタパタと近付いてくると、俺の手から眼鏡を奪って、
「…す…すいませんです。はい。」
とパタパタと秘書室へと消えて行った。
…忙しい奴…。
俺と恭介は顔を見合わせて笑った。