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第2章 　３歳児の憂鬱

だって仕様が無いじゃないか。

こちとら１ヶ月も、毎日一緒に風呂入ってるんだよ？

最初は頑張って目に入らぬよう気を付けていたが、ふとした瞬間に視界に入っちゃうんだよお。

なにしろ龍一郎のやつ、全く隠そうとしないんだから――！



え？

「知りたい」って？

何を？

はい？　

「どんなの？」って？

だから、「知りたい」って、何を？

ああ。

龍一郎の　“男性器の具合”　をお知りになりたいんですか？

まあ、貴女様こそ、お下劣(笑)



ええと比較対象が、少ないんだけど。

自分の前世での経験人数２人――と比べると……。

結構、長いと思う。

身体自体が　“ひょろ”　っとしているからか、あそこも　“ひょろ”　って感じ。



え？

「皮　被ってるか？」って？

被ってないよ。　

てか自分、前世で包茎サン見たことないんだよね。

なんせ経験人数２人だから。



……え？

「勃起したら　どんだけおっきくなるの？」って？

知るかよそんな事ww

今の自分３歳児だよ？

見たくもないし。

第一、幼女相手に勃起する男なんて、憎悪対象にしかならんわ～～っ！！



なんて――

『ちょっとだけ、好き』

などと、柄にも無い事を口走ってしまいましたゆえ。

その恥辱を誤魔化そうと、長々と取り乱してしまいましたm(_ _)m

ちゃんちゃん。