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第2章 　３歳児の憂鬱

ところで、読者の皆様――

何故にここまで、ココが龍一郎との結婚を拒絶するのか、不思議ではございませんか？




作者「龍一郎、３高（死語）でお買い得じゃね？」

ココ「………………」

作者「無視？　じゃあ　このまま、龍一郎とくっ付けてオケ？」

ココ「……ちょっ　待てい！　私にだって、結婚相手に求める最低限のラインちゅうもんが、存在すんだわ！」

作者「ほほう。（前のめり）じゃあ、その　“最低限のライン”　ちゅうのを、詳しく聞こうか？　ん？」　

ココ「……はぁ……。しょうがない……。話は前世に遡る――(遠い目)」





――――
※３高：高学歴・高収入・高身長

次にもてはやされたのが“３平”
※３平：平均的な年収・平凡な外見・平穏な性格

次の次にもてはやされたのは、作者もﾉｰﾏｸだった“４低”
※４低：低姿勢・低依存・低ﾘｽｸ・低燃費(笑)

そして、もう　おばちゃんには未開の地…“３強”
※３強：不景気に強い・結婚生活に強い・身体が強い
　いわゆる自衛官、消防士、警察官…らしいぞっ