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義父との秘密
第2章 ある夜から
「あぅ、、ぅぅう、、んん、ぃひぃ、、」


(ぃ、なん、な、、の、いい、、だめ、、)

 和美は、はじめての経験に、驚き溺れ(おぼれ)、快感に囚われた。
 ヴィン、ヴィーン、バイブの発する音が一層高まり、蛇が胴体をくねらせるようにバイブレーターがうねり、和美の身体を悦びの頂点へ導いた。


「ひっ、やっ、へん、、変、、い、、ぃぃぃ、、、んっ、、くぅ、、、ぃい、、」


 あられもない声を上げ、和美は昇り詰めた。

 忠良の血が騒ぎ、欲望が沸き上がった。
 しかし、不思議と頭は冷静だった。
 手錠と縄を入れた袋つかんだ。

(うん、堕ちたな。行くか。)


 足音を忍ばせ、階段を降り、浴室の扉を開けた。
 我を忘れて快感の虜(とりけ)になった和美は、襲撃から逃れようと虚しくあがいた。
 身体を隠そうとした両手を後ろ手にされ、黒い手錠を掛けられた。
 そして、身体の中では、今だにピンクのバイブレーターがウネリ、和美に逃れようのない快感を送り続けた。


「いっやぁ、だ、誰、、見ない、、でぇ、、」


「和美、淫らしい女やなあ。楽しんだかね。綺麗な顔して、ドスケベな娘や。」


 声を聞き、和美の中に衝撃と激しい羞恥が広がり、同時に、湧き上がるような悦楽に絡め取られた。


「ひっ、いっ、、お、と、、義父、、さま、やっ、あぁ、、、」


 熱い蜜があふれ、和美の意思を奪った。


「ほんまに、淫らしい(いやらしい)女やな、和美。淫らしい女には躾(しつけ)をしなくちゃな。」


「あふぅ、、いや、、ゆ、許、して、、ぇ、、」


(だ、だめ、、感じ、ちゃ、だめぇ、、いっ、、)


 和美の理性は拒否の言葉を吐かせたが、身体はウネリ続ける快楽に囚われ、熱い滴りを床にあふれさせた。
 忠良は、言葉でイタブリながら、バイブのリモコンを弱め、和美の形の良いヒップから腰に縄をかけ、ヘソから淫裂へ縄を這わせ、フンドシのようにし、バイブが抜けないように固定した。
 和美は絶頂の余韻と、続けざまの快感に力を奪われ、義父のなすがままになっていた。


「さて、和美、バイブレーターをくわえこんだままで、縄フンドシをされた気分はどうかな?」


「け、ケダモノ、やっ、やめ、て、、こん、な、の、、間、違っ、て、ん、、」


 あとを言おうとしたが、和美に打ち込まれた快楽のワナが、和美の口をふさいだ。
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