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義父との秘密
第5章 柔肌地獄
「冴子、タコ糸と分銅をお願いね。あと、クランプもね。」


 冴子に指示をだしながら、麻奈美は和美と代わりたいと思った。


(この女に、私が体験した以上のモノを体験させるというの?ダメよ、冴子も見てるのよ。でも、冴子も同じ気持ちかも?試す?)


 麻奈美の気持ちを知らぬげに、和美の唇からは抑え切れない悦びの声があふれはじめた。


「だ、だめ、い、ぃい、、あっ、、んん、、ぃひ、、」


(だめ、、もぅ、、い、、感じちゃ、、いけ、ない、、)


 心の中で拒絶しながら、和美の肉体は淫らな悦びを求め始めていた。


「お姉さま、タコ糸を先にします?それとも?」


 冴子の目が鞭とロウソクを見ていた。
 麻奈美が冴子に頷くように、


「えぇ、タコ糸を先にして、この女は鞭もロウソクも経験済みだから、その方が面白いわよ。ご主人様のお許しはいただいたから。」


「嬉しい、済ました顔のこの女が、ヒイヒイ泣くのが見られるのね!」


「その前に、赤鬼を大人しくさせなきゃ。うふっ。」


 麻奈美と冴子が、冷たい氷の視線を交わし、暴れ回っていた赤鬼を大人しくさせると、和美のアエギ続けるのを無視して、タコ糸をツンと尖った抵抗のできない和美の乳首に巻き付け、縛った。


「ひぐぅ、な、なん、なの、、やっ、だめぇ!またっ、、」


 和美の抗議の声を聞こえぬ気に、乳首に巻き付けたタコ糸の余った糸を繋ぎ、真ん中にもう一本繋ぎ下に垂らし赤鬼の本体に結んだ。
 邪魔ね、と言いながら冴子の指先から細い糸の先に分銅のついたモノが、無造作に乳首にクリップを引っ掛け、和美の乳房に分銅が二つぶら下げられた。


「和美さん、あなたに、本当の地獄を見せてあげるわ。これからね。冴子、ロウソクを着けなさいな。」


「お姉様、始めるんですね。この女、耐えられるかそら?」


「さあ?でも、マゾだから、耐えずに悦ぶわよ。ウフフ、楽しみよ。」


 冴子と麻奈美が目配せをするように、お互いを見つめあい、無言で冴子はロウソクに火を、麻奈美は鞭をしならせた。
 ヒュッ、ヒュッと鞭が空気を切り裂き、ロウソクがジリジリと音を立てた。


「いやっ、やめて、許して、お願い、、、」


 二人の女の動きを見ていた忠良が、


「麻奈美、冴子、俺を楽しませてくれたら、褒美をやる。和美に奴隷の悦びを教えてやれ。」
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