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義父との秘密
第5章 柔肌地獄
 和美の身体を逃れられない肉の悦びが支配し、屈辱の記憶と被虐の悦びを和美に思い出させた。


(だ、だめ、こ、これから、逃げ、なきゃ、いっ、だめっ、あの、男、の思う、、つぼ、よ、、だめ、、)


 肉体の快感に飲み込まれそうになりながら、赤鬼から逃れようと足を踏ん張った。
 もう少しで、立ち上がり赤鬼から逃れられると思った瞬間、足を支えていたアブミが沈みこみ、抜けかけていた赤鬼が再び深々と蜜壷の奥まで突き刺さった。


「あぐぅ、、な、なん、で、いっ、、ぃい、、んん、、」


 逃れられない肉の悦びが和美を捕らえ、唇から甘い喘ぎがこぼれた。


「あぶなかったわね、アブミをフリーにするのが少し遅れたわね。冴子、重りを少し増やして!」


「五百グラムですね、お姉さま。木馬も少し動かしてあげれば、面白くなりません?」


 冴子が甘えるように、麻奈美に提案をしたが、


「それは、後ね。ロウソクと鞭がうまくいかなくなるかもしれないから。それに、先生のお許しがいるわ。」


 麻奈美の声に残念さがこもっていた。
 冴子は、それを聞いて和美の手錠に繋がるチェーンをあげるようにスイッチを押し、ロウソクと鞭を麻奈美に渡した。
 和美の両手が吊り上げられ、肘と肩が水平の位置で止められた。
 快感と淫具に責め立てられる地獄から逃れようと、和美は立ち上がろうと足に力を入れるとアブミが沈みこみ、和美の動きを嘲笑うように秘肉の襞を赤鬼が抉り、蠢き、新たな快感が肉体を捕らえ、抵抗の意思を徐々にうばった。


「んん、やっ、なんで、、いっいぃ、、やめ、て、ぇ、、」


 快感が和美の羞恥心を煽り、赤鬼がウネリ震える蜜壷からは、唇からでた言葉とは逆に淫らな蜜があふれ、木馬の下の床に透明な滴がポタリと、落ちた。


「先生、鞭とロウソク以外も使っていいですか?この女は、それだけじゃ足りないと思うんですけど?それに、奴隷の印もまだみたいですね。」


 麻奈美の冷たい声が、忠良の許可を求めた。


「ふふ、その通りさ、麻奈美。奴隷の印は、お前たちとは違うものを予定してるんでな。他の道具も使いたいんなら構わないよ。ただ、身体に傷をつけるのはだめだぜ!いいな。」


 忠良の声に意思の強さと残酷さがこもり、麻奈美は命令に逆らった時の忠良の怒りと自身の肉体に加えられた恐怖が蘇り、身がすくんだ。
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