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義父との秘密
第2章 ある夜から
「な、なにを、、なさる、ん、ですか、、やめて、、忠雄さんに、言いますよ。」


(オッパイですって、これ以上は、いや、、)


「忠雄だって?切り札のつもりかな?言われて困るのはどっちかな?まだ自分の立場がわかってないね、和美。」


 和美の中のピンクの毒蛇が目覚め震えた。


「ん、ん、、やっ、やめ、てぇ、、」


 慌てて足を閉じよう閉じようとしたが、バスチェアに膝を取られ、足先が虚しく動いただけだった。


「ふっ、聞き分けのない女だな。まあ、それもどれくらい持つかな?これはだれの歯ブラシかな?」


 バイブが強まり、和美は快感が抑え切れなくなりはじめた。


(歯ブ、ラ、シ、?えっ、、)


「なっ、、やっ、あぁ、」


 答の代わりに、唇からは喘ぎがこぼれた。
 均整のとれた和美の肉体が、身悶えし、逃れようと虚しい動きをするたびに、乳房が揺れ、髪が乱れ、白い肌に縄が食い込み、人妻の魅力を妖しく引き立たせた。


「この歯ブラシさ、和美。こいつはかなり使えるんだぞ。」


 和美の耳元に新たなモーター音が響くと同時に、バイブレーターのウネリが収まり、細かい振動だけが残った。


「な、なにを、、んっ、やっ、、」


 バイブレーションだけでも、敏感になっている和美には、十分な快感を与えていた。


「目を開けて、しっかり見るんだ和美。だれのかな?」


 ユックリ目を開けると、目の前に唸り(うなり)を上げ回転するブラシが目に入った。


(ま、まさか、私、の、、)


「そ、それ、、わ、わたし、のぅ、、」


「ほほう、良くわかったね。その通りさ。この電動歯ブラシをどう使うか、楽しみにしてな、和美」


「い、いや、、やめ、てぇ、お願、いぃ、、」


 必死で理性を保ちながら、和美は叫んだ。
 次の瞬間、和美の右の乳首に経験したことのない快感が走った。


「んぐ、、な、な、に、いい、、ぃ、ぃ、、ひぃ、、」


 逃れようと虚しい足掻きを見せたが、さらに左の乳首にも快感の甘い衝撃が走った。


「あぅ、ゆ、許し、、てぇ、、お、、と、義父、、あっ、、ん、、」


「ふふん、どうだね、自分の電動歯ブラシでイタブラれる気分は。固定してあげような、和美。」


 嘲笑うように、嬲る(なぶる)ように言いながら、電動歯ブラシを乳首に当たるように縄に噛ませ固定した。
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