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義父との秘密
第3章 柔肌の疼き
 パソコンはすぐに立ち上がった。
 というより、立ち上がっていた。


「えっ!うそっ!そんな??」


 和美の目の前に、昨夜の光景が映し出された。


「ぎゃっ!」


 和美の悲鳴が響き、


(なんなの、これが、ワ、タ、シ、うそよ、、)


 すぐにパソコンを閉じた。


(今のが、昨日の私?)


 昨日の出来事と映像がラップし、再びフラッシュバックに襲われた。
 床の上に膝を抱えてうずくまったまま、和美はじっと動けなかった。


(ありゃ、動かなくなったな。薬が効き過ぎたか?だが、わかってて、帰ってきたはずだから、様子をみるか!)


 忠良がそんなことを考えている間も、和美はピクリとも動かなかった。


(どうするんだろうかな、あの娘?今ので、欲しいモノを手に入れたのは、わかったはずだから、逃げ出すか?警察に行くか?それとも、いや、そいつはないだろうな?)


 忠良の中に、少しの後悔と、好奇心が頭をもたげ、和美の様子を見ていた。
 一時間以上、うずくまったまま、彼女は少し眠っていたらしい。


(えっ?眠ってた。見ちゃった。あれが、ワ、タ、シ、かな。どうしたんだろう、なんか、冷静?どうして?)


 和美の中で、別のなにかが目覚め、変わりはじめていた。


(あっ、パソコン。もう少し、確かめなきゃ?でも、どうしよう、パソコン。忠雄さんには、言えない。見せられない。)


 なにかを吹っ切るように、立ち上がり、もう一度パソコンを開いた。


(ん?パソコンを開いてるな。て、ことは、見込みがあるかな?)


 忠良は、和美の様子を面白そうに見ていた。


(私、こんなに淫らしいの?でも、綺麗ね。変よ、あんなに、いやだったのに!)


 和美は、パソコンの画面に映る自分自身の姿が信じられなかった。


(どうしよう、こんなの人には見せられない!ワ、タ、シ、感じてる、なんで?あんなにされてるのに?)


 和美は、思わず画面に引き込まれていた。


(いけない、あの男の思う壷だわ。しっかりしなきゃ!)


 和美は、鞭打たれロウソクのロウを垂らされ、恍惚の表情を浮かべる自分自身から目が放せなくなっていた。


(だめ、もうやめなきゃ!こんなの変態よ!)


 昨夜のことを振り切るようにパソコンを閉じた。
 同時に昨夜の屈辱と快感が蘇った。
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