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義父との秘密
第3章 柔肌の疼き
 身動きの取れない冴子の身体に、忠良は静かに覆いかぶさり熱い吐息を漏らす、冴子の唇を塞ぎすすった。


「先生、私はこれで帰ってもよろしいでしょうか?あとは、お二人で過ごされた方がよろしいのじゃ、、」


 麻奈美が唇を噛み締めながら、声を絞り出すように言うと、


「麻奈美、残っていなさい。お前には、今までのご褒美をやらなきゃならんからな。冴子の儀式が終わったら、ご褒美をやる。いいな。」


 振り返りもせずに、麻奈美に答えると忠良は、冴子の正面に回り、ひざを固定しているパイプを外した。


「ひぁ、せ、先生、わた、し、先生、と、、」


「そうだ、俺と一つになって、お前は俺の女になるんだ。いいな、冴子。」


 冴子が答えようとした瞬間、熱い衝撃が全身を貫いた。
 同時に、忠義の硬く屹立した怒張がズブズブと、冴子の熱い蜜壷に飲み込まれた。


「あぅ、ぅぅ、、先生、、いっ、、」


「そうさ、今、お前と俺とは、一つに繋がっているんだ。触って見なさい、冴子。」


 そういうと、忠義は冴子の縄を外し右手を繋がった部分に触れさせた。


「あぅ、、繋がってるぅ、、ひぃ、、」


「そうだ、お前が望んだものが実現したんだ。お楽しみはこれからだ。麻奈美、冴子の儀式を良く見ておけ。あとで、仕上げさせてやる。」


 そういうと、忠良はゆっくりと怒張を前後させはじめた。


「ひゃ、ぅ、、動、い、てる、ぅ、、」


 忠良と繋がり、悦びの声をあげる冴子を横目で見ながら、麻奈美は悔しさと嫉妬の炎(ほむら)に唇を噛んだ。


(なぜ、まだいなきゃならないの。先生は、なにを考えてるの?仕上げって!)


 麻奈美の中で渦巻くような思いが、麻奈美自身を苛んで(さいなんで)いた。


「やっ、熱、い、、ひぃ、ぃ、、」


 冴子の切なげな声が短くなり、息遣いが早くなり、クライマックスが近いことを教えた。


「冴子、行くぞ!」


 同時に忠良が腰を回転させはじめ、抽挿のスピードを加速させた。


「ひっ、い、、いっ、くぅ、、ひぃ、く、、」


 冴子の身体が硬直し、唇からは絶頂の声があふれた。
 十五分ほどして、ぐったりとなった冴子の横に、忠良は麻奈美を座らせた。
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