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義父との秘密
第2章 ある夜から
「あぁ、和美さんの好きに処分しなさいな。もう、使うこともないからね。」


「えっ、じゃあ、お義母さまに使われて、あっ、すみません。つい、。」


 聞いてはいけないことを、聞いてしまったと和美は思った。


「いや、女房には使っちゃいないよ。別の女性さ、もう、あの世に行ったから、構わないかな?」


「えっ、別の女性?それって、浮気ですか?」



「いや、浮気じゃないさ。本気、女房には悪いが、それとは違う本当の本気さ。普通とは少し違うがね。」


 和美の中に衝撃が走った。
 そのショックから立ち直る間もなく、


「和美さん、俺は部屋に戻るよ。戸締まりを頼むよ。」


 それだけ言うと、忠良は二階に上がって行った。


「うそ、あれだけ、お義母さまの看病をしてたのに、別の女性?忠雄さんどう思うのかしら?」


 思わず声に出してしまい、和美は後ろを振り返った。


(ふうっ、忠雄さん。単身赴任だし、浮気、ないわよね。)


 忠良の別の女性という言葉が、和美の中にさざ波を立てはじめた。
 それに、忠雄と電話で話したあとの、いつものことだが、和美の中の女が目覚め、疼き始めていた。


(忠雄さん、早く合いたいなぁ。あと、少しね。でも、お義父さまの浮気?本気?それに、あのオモチャ、だれに使ったのかしら?でも、気持ち良さそうな形をしてたわね。やっ、なにを考えてるの!)


 リビングのテレビを見るとはなしに見て過ごしていたが、ごみ箱の上の袋が気になり、チラリチラリと目の端でとらえては、目線を外しを繰り返していた。


(あれを捨てなきゃ。お義父さまが処分はまかせるって、言ってたし、、)


 和美はごみ箱の上から、二つの袋をテーブルへ運んだ。
 中身を取り出した彼女の視線は、二股に分かれ太い方は男根を形取り、細く小さい方は先端が細く、どこを刺激するのか和美の想像力を刺激した。


(やだ、このままじゃ出せないわね。小さい方は電池を抜いたけど、こっちの方は、固いわね。)


 ウラブタを開けようと力を入れた、途端、ヴィーンと音が聞こえ、細かい振動が和美の指先に伝わった。


「きゃっ、うそ、」


 思わず周りを見回し、


(見られてないわ。でも、これ嫌いじゃない。見られてないし、、)


 小刻みに震える紅い淫具を頬にあて、さらに布地越しに乳房に押し当てた。
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