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義父との秘密
第4章 囚われて
 二人の秘書は同時に返事をしていた。


「お義父様、やめて下さい。お願い、許して、、。」


 和美の声が悲鳴のように虚しく響いた。


「和美、今からお前の本性(ほんしょう)をさらけ出させてやる。綺麗な顔の下のドスケベで淫乱な牝犬の本性をな。」


 そう言うなり、忠良は和美の首から縄を垂らし、白い肌に縄を這わせはじめた。


「やめて、お願い。お義父様!許して!こんなこと、変態です。」


 和美の言葉をせせら笑うように、柔肌に縄が走り食い込んだ。


「くくくっ、口では嫌がって拒否をしてるくせに、縛りには逆らわないんだな、和美。ふふふ、今から楽しいおもちゃを、お前にやるよ。麻奈美、冴子、この女の正体を確かめるんだ!」


「はい、先生。」


 二人の美女の視線が交差し、同時に返事をした。


「ひっ、やっ、、ん、、」


 和美の唇が悲鳴を抑えるように、固く閉じられ、同時に、麻縄が亀甲に走る彼女の敏感な部分に二人の秘書の指先が触れ、侵入した。
 二本の指先が代わる代わる硬く尖る花芯に触れ嬲る(なぶる)ようにこすり、弾いた。


「ん、、んぅ、、、」


 花芯が嬲られるたび、和美の唇からはこらえきれない声が、こぼれた。
 和美は、自分自身の反応に驚きとまどった。
 唇では否定しながら、脳裏にあの日の屈辱が浮かび、身体が熱く潤い、蜜が染み出すのを止められなかった。
 淫らな二本の指が絡み合い、もつれ合うように熱い蜜の中に侵入した。


「んっ、、麻奈、、美、、さん、、や、、許、、して、、ぇ、、ひっ、、ぃっ、、」


「クチュクチュ言ってるわね、和美さん。こんなに淫らしいのね、あなたって!」


「やっ、、いっ、、いわ、、、なぃ、、、で、、ぇ、、、」


 麻奈美の冷たい声に、否定しようと、唇ををあけたが、和美の意志とは反対に抑えきれない、悦びの喘ぎがあふれた。
 和美の中の惷く二本の指に、新たにもう二本縄目に潜り込み、縄につぶされていた花芯を弾き転がした。


「ひぅ、、やっ、、ぃ、い、、だ、だめ、、ぇ、、ぃっ、、、ん、、、」


 新たな快感の波に和美は飲まれた。
 和美の膝が崩れ、忠良が後ろから抱き、支えた。


「こらこら、お前達、和美をイカせちゃだめだぞ。このまま、生殺しの方が面白いんだからな。」


「そんな、でも、ご主人様のおっしゃる通りに。」
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