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義父との秘密
第4章 囚われて
 唇を噛みひたすらお腹の中のケモノの動きに、和美は耐えた。
 忠良が壁際の受話器を持ち上げ、


「もしもし、俺だが、すまないがベッドのマットから全て、取り替えてくれるかな。少し濡らしてな。匂いがするものをこぼしちゃって、悪いが大至急だ。」


(えっ、ベッドって?いやだ、ここっ、まる見えじゃ、ない!)


 そう、和美のいる浴室、トイレは全て透明なガラス張りで、ベッドからはまる見えだった。


(オシッコの跡が、わかっちゃう、、ん?そんな、トイレが、、うそよ!)


 和美の顔色が変わったのが、忠良にはわかった。


「ふふふ、お前の思った通りさ。ベッドからまる見えだ。今ここにいるお前も、俺もな。お湯に入るぞ!」


「やっ、そ、そんな、、許して、下さい。お願い!」


 和美は必死で懇願した。


「だめだ、臭いベッドはごめんだからな。見られたくないなら、一緒にバスタブに入るんだな。」


 バスタブへ行きかけた忠良が立ち止まり、


「大事なことを忘れていたよ。尻をあげるんだ。蓋をしてやるよ。人のいる前で臭いモノを振り撒きたくないだろう。」


「えっ!そ、それは、蓋をして下さい!」


(いけない、相手の思う壷よ!でも、見られるのは、、いや!)


 唇を噛み、和美は、渋々形の良いヒップをあげた。
 忠良の手が素早く動き、和美のヒップに異物が侵入していた。


「んっ、ぐっ、ん、、」


 初めての感覚に思わず声をあげていた。


「多少、苦しいかもしれんがな。慣れれば、良くなるさ。あと一分もすればくるぞ。」


 そう言って、バスタブへ入った。
 残された和美は、恨めしげに忠良をにらんでいた。


(そんな、お腹が、、でも、、一緒にお風呂なんて、、。)


 ジリジリとお腹の具合は悪化し、お尻の違和感が彼女を追い詰めはじめた。
 その時、トントンとノックの音が聞こえ、カチャッとドアノブが動いた。


「きゃっ!」


 叫ぶと同時に、自分でも驚くほど素早くバスタブに飛び込んだ。
 顔を隠すように壁際を向いた。


「ふふふ、和美、恥ずかしいのか?あと十分くらいで終わるさ。終わったら教えてやるよ。」


(そ、そんな十分なんて、お腹がもたない。どうしよう、いぇ、我慢よ。)
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