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義父との秘密
第5章 柔肌地獄
 全ての戒めから解放され和美は、ハサミの行方を目で追っていた。


(ハサミを見てるな。知らんふりをしてやるか?まっ、罠だと気づくだろうがな。)


 内心、ほくそ笑みながら忠良は気付かない振りをしていた。
 ユックリと手足を解す和美を横目で見ながら、和美の背中に手を回し、軽く右の乳房を軽く揉みしだいた。


「あ、お義父さま、だめ、ゆるしては、くださらないんですか?」


 甘い刺激に、和美は辛うじて喘ぎをらえた。
 弾力のある乳房の感触を楽しみながら、忠良は、


「あぁ、お前を俺が許すかって?ふふふ、無理だね。」


 嘲笑うように忠良は、言い放ちながら和美の敏感な乳首を転がした。


「ん、くっ、やっ、、」


 猫がネズミを嫐るように、和美の乳首を転がし、指先で弾いた。


「ふふ、まだ、欲しいんだ和美。ここは、どうかな?」


 忠良は、そう言うと硬く尖った花芯に手を伸ばし、人差し指で軽く転がした。
 和美の身体が一瞬緊張したが、すぐに弛み忠良の指が動きやすいように足を開きながら、新たな快感に耐えるように唇を噛んだ。


(だめ、ダメよ、感じちゃ!あれを手にいれなきゃ、あれ、を、んぅ、声が、、)


(ほほう、我慢強いな。まっ、ハサミが狙いなのは、わかってるがな。しかし、調教のしがいのある娘だな。まっ、今夜の地獄が、切り抜けられるかな?)


 ヌチュチュ、ヌチャチャ、クチュクチャ、忠良の指が動く度に淫らな音が浴室に響いた。


「我慢強いなぁ。身体に毒だぜ、和美。まっ、あとで可愛がってやるさ。さっ、上がるぞ。」


「えっ、あっ、あの、、。」


 忠良が言うと同時に、和美の身体から快感が潮が引くように消え、


(えっ、もう、終わり、そん、な、あっ!バカっ、なに、期待してんの!でも、、だめよ、だめ、、)


 ほっとした安心感と、物足りなさと、ほんの少し次への期待をしている自分自身への驚きとに混乱していた。


(ヤッバリな、期待してたんだ。ふふ、まだ時間がかかるかな?)


 和美の様子を見ながら忠良は、ほくそえんでいた。
 腕時計にチラリと目をやりながら、ザブリと湯で顔を洗い立ち上がった。


「上がるぞ、和美。付いてくるんだ。」


「あの、髪の毛を乾かしたいんですが?」


 ダメ元で和美が聞くと、答え代わりに首輪が引っ張られた。
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