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義父との秘密
第5章 柔肌地獄
 首輪を忠良に引っ張られ、引き摺られるように和美は、浴室の外に出された。
 忠良が、ソファーに座り和美の頭からバスタオルをかけた。


「あっ、何をするの?」


 一瞬なにをされるのか、わからない恐怖が和美を襲った。


「ふふふ、俺の身体を拭くんだ、和美。綺麗にな。」


(さあて、どうでるかな?ハサミは見つけたみたいだしな。クククッ、どこで使ってくるかな?)


 忠良に気づかれているとも知らず和美は、ハサミを握りしめチャンスを伺っていた。
 握りしめた冷たい金属の感触が、和美に奇妙な落ち着きを与えていた。


(身体を拭けなんて、今は我慢よ。これを使えば逃げ出せるわ。我慢よ!)


 ユックリとバスタオルを使い和美は、忠良の身体を拭き始めた。
 頭を拭き、肩から腕、腕から胸、ヘソ、そして腰から足へ黙々と屈辱に唇を噛みながら、舅の汗と水滴を拭き取っていった。


「和美、大事なところを忘れてるぞ。」


(ふふ、忘れちゃいないんだろうがな。最後のチャンスをやらなきゃな。ククッ。)


 スッと立ち上がった忠良の腰から股間を、和美はバスタオルで拭き始めた。


(もう少しの我慢よ。まだ、お義父さまの元気、ばか、なにを考えてんの、でも、あんなに、だめよ!この男の思う壺よ!)


 忠良の怒張に思わず欲情している自分自身に驚き、和美は慌てて打ち消していた。


「和美、シャブルんだ。お前の口で綺麗にするんだ。」


 身体を拭かれながら忠良は、和美にハサミを使わせるチャンスを与えていた。


(さあ、どうするかな?引っ掛かるかな?楽しみだ。)


「えっ、口でですか?わかりました。」


 嘘でしょ、と思いながら顔には出さず、唇を開きユックリと唇と舌を義父の怒張に這わせた。


(ふふーん、素直だな?つまり、もうすぐってことか?)


 唇をかなり開き、男根の先端をくわえこんだ瞬間、和美の中に義父の男根への愛おしさが芽生えているのを自覚し、和美は混乱した。


(嘘!そんな、ちがうは!でも、これが入ると、、だめ、バカっ!でも、気持ちいい、、バカ、、)


 思わず力が入り、怒張に歯を立てていた。
 パンッと、右の頬が鳴り、和美の口の中に血の味が広がった。
 忠良は、右手で怒張を握りしめ怒りの表情を浮かべていた。
 和美の中に恐怖と復讐の炎が広がった。


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