この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
春うらら
第12章 水曜日
「すみません、嫌がるというか・・・お会いしたばかりで、緊張してしまって。気を悪くさせてしまって本当にごめんなさい。」
と彼女が謝ると今度は真正面から彼女を見た兄貴が「じゃ、これから慣れて緊張がなくなるまで会いにくるよ。怖がらせてごめんね。」
謝っている兄貴をはじめて見た。俺と武志さんは顔を見合わせた。
黙って見てたじいちゃんがくつくつと笑い
「レイちゃん、ごめんね。どうもうちの孫は皆あなたが好きみたいだ。誰を選んでも私は大喜びだよ。レイちゃんの好みはどんなタイプかい?」
彼女はうーんと顎を軽くつまむようにして人差し指を少し齧るようなしぐさをしながら小首を傾げる。
よくこのポーズで考え事してるなぁ・・・可愛いけど、少し開いた口元がセクシーでついつい見とれてしまう。
「私の好みは・・・」
確か、品があってぇ・・・自信に満ちた・・・あれ?それって俺の隣にいるような・・・
先日聞いた彼女の好みはたぶん、兄貴そのまま…
「・・・武志さんみたいな人です。」
「「「えっ!!!」」」
と彼女が謝ると今度は真正面から彼女を見た兄貴が「じゃ、これから慣れて緊張がなくなるまで会いにくるよ。怖がらせてごめんね。」
謝っている兄貴をはじめて見た。俺と武志さんは顔を見合わせた。
黙って見てたじいちゃんがくつくつと笑い
「レイちゃん、ごめんね。どうもうちの孫は皆あなたが好きみたいだ。誰を選んでも私は大喜びだよ。レイちゃんの好みはどんなタイプかい?」
彼女はうーんと顎を軽くつまむようにして人差し指を少し齧るようなしぐさをしながら小首を傾げる。
よくこのポーズで考え事してるなぁ・・・可愛いけど、少し開いた口元がセクシーでついつい見とれてしまう。
「私の好みは・・・」
確か、品があってぇ・・・自信に満ちた・・・あれ?それって俺の隣にいるような・・・
先日聞いた彼女の好みはたぶん、兄貴そのまま…
「・・・武志さんみたいな人です。」
「「「えっ!!!」」」