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春うらら
第12章 水曜日
「だって、私の大好きなカリンちゃんがお父さんが世界で一番だって、私に『お父さんみたいな人と結婚すると幸せになれるんだよ』って言ってくれたんです。だから、武志さんみたいな人かな?・・・ん?・・・あのぉ・・・武志さんって言ったわけではないんです。友晴さん、そんなに怖い顔しないでください。」
兄貴がすごい形相で武志さんを睨んでた・・・おいおい、兄貴それじゃまるで子供だよ。
「友晴、例えだから、な、レイちゃんも『みたい』って言っただろ?レイちゃんはカリンの友達なんだから。」
ふう、っと一息ついた兄貴が
「俺、人に負けるの大嫌いなんだよ・・・どんな小さな事でも・・・二人が君を知っているなら、尚更俺は少しでも君の事が知りたいし俺の事も知って欲しい。」
「はぁ・・・今まで、私よりよっぽど素敵な方達と過ごされてきたと推測出来ますが・・・」
「まぁまぁ、あまり考え込まずに気楽に話そうよ。ね、レイちゃん。おじいちゃんも笑ってないで、ルイもあんまり友晴を睨まないの。」
武志さんがみんなの状況をほぐしながら大学の事や彼女のバイトのことなんかを話してそれからは和やかに時間が過ぎた。
兄貴がすごい形相で武志さんを睨んでた・・・おいおい、兄貴それじゃまるで子供だよ。
「友晴、例えだから、な、レイちゃんも『みたい』って言っただろ?レイちゃんはカリンの友達なんだから。」
ふう、っと一息ついた兄貴が
「俺、人に負けるの大嫌いなんだよ・・・どんな小さな事でも・・・二人が君を知っているなら、尚更俺は少しでも君の事が知りたいし俺の事も知って欲しい。」
「はぁ・・・今まで、私よりよっぽど素敵な方達と過ごされてきたと推測出来ますが・・・」
「まぁまぁ、あまり考え込まずに気楽に話そうよ。ね、レイちゃん。おじいちゃんも笑ってないで、ルイもあんまり友晴を睨まないの。」
武志さんがみんなの状況をほぐしながら大学の事や彼女のバイトのことなんかを話してそれからは和やかに時間が過ぎた。