この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
春うらら
第16章 それぞれの週末~武志・カリン~
「パパ?まだぁ~?カリンおなか空いた~」
と奥からカリンの声が・・・
「では、私はこれで。また詳細はご案内させて頂きます。帰りは迎えに参りますので麗に連絡するようお伝えください。では、失礼します。」
丁寧に頭を下げ、挨拶を終えると慶さんは颯爽と玄関の外に消えた。
テラスの方からはカリンと麗ちゃんの「まだかなぁ」という話声が聞こえる。
テラスに向かって歩き出しながら・・・
「ルイ、知ってた?」
「・・・いいや、全然。でも、言われてみれば、そっかぁって感じ・・・」
「だねぇ・・・」
「あ、パパ来たぁ。食べようよ~」
テラスに着くとすっかりテーブルの準備が出来ていた。
「遅いですよ、武志さん・ルイさん・・・何かありました?」
あまりにぼんやりとしている俺達を見て麗ちゃんが首を傾げる。
「いや、まぁ・・・食べようか?カリン?」
「うん!おねえちゃんはカリンの隣ね。じゃ、「「「いただきまーす」」」」
カリンは麗ちゃんがいるせいかずっと笑顔でいつもよりたくさん食べた。嫌いな野菜も残さず食べた。
麗ちゃんが「どうしても」ゆずらないのでカリンと麗ちゃんの二人で片づけをしてもらい俺は食後のコーヒーを準備する。
と奥からカリンの声が・・・
「では、私はこれで。また詳細はご案内させて頂きます。帰りは迎えに参りますので麗に連絡するようお伝えください。では、失礼します。」
丁寧に頭を下げ、挨拶を終えると慶さんは颯爽と玄関の外に消えた。
テラスの方からはカリンと麗ちゃんの「まだかなぁ」という話声が聞こえる。
テラスに向かって歩き出しながら・・・
「ルイ、知ってた?」
「・・・いいや、全然。でも、言われてみれば、そっかぁって感じ・・・」
「だねぇ・・・」
「あ、パパ来たぁ。食べようよ~」
テラスに着くとすっかりテーブルの準備が出来ていた。
「遅いですよ、武志さん・ルイさん・・・何かありました?」
あまりにぼんやりとしている俺達を見て麗ちゃんが首を傾げる。
「いや、まぁ・・・食べようか?カリン?」
「うん!おねえちゃんはカリンの隣ね。じゃ、「「「いただきまーす」」」」
カリンは麗ちゃんがいるせいかずっと笑顔でいつもよりたくさん食べた。嫌いな野菜も残さず食べた。
麗ちゃんが「どうしても」ゆずらないのでカリンと麗ちゃんの二人で片づけをしてもらい俺は食後のコーヒーを準備する。