この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
春うらら
第17章 麗の過去 中学時代

学校の昇降口でお兄ちゃんに見捨てられた・・・
「・・・どうしよう、1人で帰るしかないよなぁ・・・郡兄に電話してみようかなぁ・・・」
私だって、自分ひとりで電車ぐらい乗れるけど・・・とりあえず、電話、電話
「・・・・・留守電・・・・・かぁ・・・・帰るか。」

1人で昇降口を出る。図書室でお兄ちゃんを待っていたので、同級生やクラスメイトはみんな、部活に行くか帰宅した後だった。

部活生がグランドを走っている。サッカー部の横を通りすぎながら、ぼんやりとそのボールを目で追う。私も部活しようかなぁ・・・でも、それならスイミングスクールの回数を増やしたほうがいいかぁ・・・サッカーのグランドの反対側では陸上部が走っている。
そういえば、野球部は校舎裏にグランドがあるって言ってたなぁ。

ゆっくりと道を進むと学校の正門がある。正門から駅までは5分、駅の北口は学校へ向かう道でコンビニとカフェが少しあるだけ、駅の南口がこの駅のメインで商業施設なんかも充実している。兄はきっと南口のほうで遊んでいるのだろう。

「はぁ、さっさと帰ろう。」


/228ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ