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春うらら
第18章 18 麗の過去 高校時代
「ねぇ、宮内さん。俺も君のことファーストネームで呼ぶから君も俺の事をファーストネームで呼んで?」
「朗先輩?って呼んだらいいですか?」
「・・・先輩ってもの嫌だなぁ、ね、『麗』って呼んでいい?」
赤くなりながらでも嬉しそうに頷く彼女・・・抱きしめたい・・・気持ちを必死で抑える。
「じゃあ・・・あきらさん・・・?」
と上目づかいで見上げた彼女に我慢の限界、つい昇降口の非常階段脇に引っ張り込んで抱きしめた。
「・・・麗・・・嬉しい。『朗』でもいいんだけど、『さん』づけってくすぐったいけど、麗しか使わない呼び方がいいね。」
彼女は俺の腕の中で照れて胸に顔を隠してしまっている、2人の間にあるこのドキドキは一体どっちのドキドキなのか分からないほど抱きしめた。
その後、2人で今後の予定を話し、俺と彼女の予定が合う火曜日と金曜日は一緒に帰る事と朝は駅から一緒に来る約束をした。
今までの自分の恋愛観としてはどうも幼い感じの付き合いに感じるが、それを嬉しく思っている俺もいるのでちょっと自分自身がくすぐったかった。
とちょうどチャイムが鳴ったので今度は自然と手を繋ぎ教室へ送って行った。
「朗先輩?って呼んだらいいですか?」
「・・・先輩ってもの嫌だなぁ、ね、『麗』って呼んでいい?」
赤くなりながらでも嬉しそうに頷く彼女・・・抱きしめたい・・・気持ちを必死で抑える。
「じゃあ・・・あきらさん・・・?」
と上目づかいで見上げた彼女に我慢の限界、つい昇降口の非常階段脇に引っ張り込んで抱きしめた。
「・・・麗・・・嬉しい。『朗』でもいいんだけど、『さん』づけってくすぐったいけど、麗しか使わない呼び方がいいね。」
彼女は俺の腕の中で照れて胸に顔を隠してしまっている、2人の間にあるこのドキドキは一体どっちのドキドキなのか分からないほど抱きしめた。
その後、2人で今後の予定を話し、俺と彼女の予定が合う火曜日と金曜日は一緒に帰る事と朝は駅から一緒に来る約束をした。
今までの自分の恋愛観としてはどうも幼い感じの付き合いに感じるが、それを嬉しく思っている俺もいるのでちょっと自分自身がくすぐったかった。
とちょうどチャイムが鳴ったので今度は自然と手を繋ぎ教室へ送って行った。