この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
春うらら
第18章 18 麗の過去 高校時代
その後二人がどういう約束をしたかは知らないが、将さんと二人で話していると麗が池田君と手をつないで現れた。麗と将さんは仲がいいから池田君の存在を知っていたようだ。
時間的な余裕もあまりないので残念そうな二人の手が離れるとすぐに3人で車に乗りこんで静香へと急ぐ。
いつもなら裏の出入り口に横付けして麗を下して家まで連れて帰ってくれる将さんがなぜか従業員駐車場に入って行く。
麗と二人で不思議に思っていたら、車を停めて後ろの席を振り向いて満面の笑みでこう言った
「今日はお二人ともそのままで結構です、奥座敷で大女将とご友人が首を長くしてお待ちです。一刻も早く、お二人をお連れする様に承りましたから。」
麗と二人で目を見合わせてため息をつく・・・
「将ちゃん?・・・もしかして・・・ご友人って・・・?」
「・・・・・はい、その通りです・・・・」
時間的な余裕もあまりないので残念そうな二人の手が離れるとすぐに3人で車に乗りこんで静香へと急ぐ。
いつもなら裏の出入り口に横付けして麗を下して家まで連れて帰ってくれる将さんがなぜか従業員駐車場に入って行く。
麗と二人で不思議に思っていたら、車を停めて後ろの席を振り向いて満面の笑みでこう言った
「今日はお二人ともそのままで結構です、奥座敷で大女将とご友人が首を長くしてお待ちです。一刻も早く、お二人をお連れする様に承りましたから。」
麗と二人で目を見合わせてため息をつく・・・
「将ちゃん?・・・もしかして・・・ご友人って・・・?」
「・・・・・はい、その通りです・・・・」