この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
春うらら
第18章 18 麗の過去 高校時代
そんな彼女を見つめて、そのまま彼女の柔らかい唇に自分の唇を重ねる。
触れるだけのキス・・・
驚いた彼女が体を強張らせた瞬間に唇が離れた。
彼女の顔を覗き込むと顔を真っ赤にして恥ずかしがっているのを確認する。
彼女の行動が拒否ではなく緊張だと分かると、俺はさらに彼女を抱きしめるともう一度改めて彼女の唇をふさいだ。
ゆっくりと角度を変えながら彼女の下唇を咥える、下唇をしっとりと舐めて、更に上唇を咥える・・・少し苦しそうに息をした彼女の口内に舌を差し込む・・・
彼女の体がピクリと弾む・・・初めてなのか?・・・と思うとさらに嬉しさから興奮がさらに膨らむ。舌先で歯列をなぞり上あごに向けて舌を更に入れる、上あごをなめ上げるとかすかに彼女から吐息が漏れた・・・
そこで一時中断・・・このままだと止まらなくなりそうな自分を必死で止める・・・
真っ赤になった彼女を見つめて、頬をなでながら余裕のふりをして自分もこっそりと深呼吸をする。下腹部の更に下で張り切ろうとしている自分自身を鎮めると、ゆっくりと彼女を抱きしめる。
「初めてだった?急にごめんね・・・」
心にもない事を謝りながら抱きしめる腕を緩めると、恥ずかしそうに俺の胸に顔を埋めて隠れる・・・可愛い・・・このままじゃ、我慢できなくなりそう・・・しなくてもいいのかなぁ・・・と邪な考えが頭を過った・・・
その時