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第5章 誕生日会

そう、俺とあの女の関係を坂口さんは知っている。

単純に一緒にいるところを見られた(らしい)。
連れていかれた社交場で・・・

坂口さんの父親は割と有名な会社の社長で、社長の息子として顔つなぎに一緒に来ていたらしい。

もちろん、興味の無かった俺は気付いてなかった…翌日坂口さんにかなり突っ込まれておもちゃにされたのを覚えてる。


「・・・麗をあのバーで働けるように口添えしたのって、お前がさっきまで会ってた女だって知ってた？（にやり）」



・・・・・は、・・・な・・なんだって？




・・・・・・・・・・・彼女とあの女がつながってる？