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春うらら
第5章 誕生日会
彼女を見ながら飲んでいた。
圭太がトイレに立った後、坂口さんの携帯が鳴って店の外に出て行った。
初めての彼女と二人きりになり、ちょっとドキドキしてると
「あの、誠さん今日は大丈夫でしたか?私のせいで・・・すみませんでした。私からもちゃんと説明しておきます。無理に誘ったって…」
え、それは・・・「いや、いいよ。もう終わったし・・・」というと彼女はかなり驚いた顔をして…
「・・・え?・・・でも、あの・・・なんて言うか・・・それって私が誘ったせいです…よ…ね…」
やべー、すげー困ってる。うわぁ泣きそう、めちゃ目がうるうるしてるし、
こういう時どうすればいいんだ?その時坂口さんが戻って来た
「気にすんな、麗、そろそろ別れ時だったんだよ。きっと、なぁ誠。」
坂口さんは彼女の肩を抱いて彼女の耳元で
(「麗、人の別れや出会いは誰のせいでもない、自分のこと以外を抱え込むなよ…お前のせいじゃない、お前は間違ってないよ。」)
何かを囁いていた。が俺には聞こえなかった。
そこへ圭太が帰ってきて2次会の話をはじめた。
彼女にとっての久しぶりの休日ということもあり
「無理せず『解散』した方」が…と思う俺と
「もっと一緒にいたい」俺がいて…3人の会話をぼんやり眺めてた。
圭太がトイレに立った後、坂口さんの携帯が鳴って店の外に出て行った。
初めての彼女と二人きりになり、ちょっとドキドキしてると
「あの、誠さん今日は大丈夫でしたか?私のせいで・・・すみませんでした。私からもちゃんと説明しておきます。無理に誘ったって…」
え、それは・・・「いや、いいよ。もう終わったし・・・」というと彼女はかなり驚いた顔をして…
「・・・え?・・・でも、あの・・・なんて言うか・・・それって私が誘ったせいです…よ…ね…」
やべー、すげー困ってる。うわぁ泣きそう、めちゃ目がうるうるしてるし、
こういう時どうすればいいんだ?その時坂口さんが戻って来た
「気にすんな、麗、そろそろ別れ時だったんだよ。きっと、なぁ誠。」
坂口さんは彼女の肩を抱いて彼女の耳元で
(「麗、人の別れや出会いは誰のせいでもない、自分のこと以外を抱え込むなよ…お前のせいじゃない、お前は間違ってないよ。」)
何かを囁いていた。が俺には聞こえなかった。
そこへ圭太が帰ってきて2次会の話をはじめた。
彼女にとっての久しぶりの休日ということもあり
「無理せず『解散』した方」が…と思う俺と
「もっと一緒にいたい」俺がいて…3人の会話をぼんやり眺めてた。