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春うらら
第6章 2次会
ちょっと、と言って圭太が弟を迎えに出て行った。

「ところで、レイは誕生日プレゼント何が欲しい?」
「この間、薔薇の花もらいましたよ?別に欲しいものもないし…」
「じゃぁ、チューしてやろうか?(笑)」
「ははは、なんでチューになるのぉ?(笑)」

なんだか、二人で盛り上がってる。でも明らかに坂口さんは俺をけしかけている…と思う。
その時、俺のスマホが震えた、圭太からだ。

「どした?   は?  無理だ。

  切り離せ。  コンパじゃねーんだから。 
 
    無理なら、一人で帰って来い・・・うぜぇ女とかいらねぇ・・・

 坂口さん、俺ちょっと行ってくる。」

「おう、コンパ引きずって来てんの?絶対入れるなよ、店に迷惑だからな。」

はーいとい言いながら店を出て1つ表の道に出る。


明らかに頭の悪そうな勘違いしてそうな女が3人、圭太の前にいる。
1人が(たぶん弟の悠太だと思う)男の腕に腕をまわして、「えー、私も一緒に連れてってぇ~」と甘えている。圭太が甘えるほうがかわいいじゃん。

もう1人の彼女を狙っているって男は悠太の横で圭太にすみませんと謝っている。

「おい、圭太。帰るぞ」と声をかけると
「あ~、やっぱりイケメンサークルの人と飲むんじゃん!絶対付いていく!いいでしょう?ねぇ男ばっかりよりも、私たちがいたほうが楽しいって!!ね、ね、ね???」


悠太は圭太を一回り小さくした感じで完全に飲まれて何も言えずに固まっている。
もう一人の男も他の2人に睨まれて参ったと言った感じだ。


「なんで俺らがお前らと一緒に飲まなきゃいけない?」

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