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春うらら
第6章 2次会
「何で?ルイさん郡兄はお兄ちゃんの親友で、私の大切な人ですよ。」
「それって、彼氏ってことでしょう?」と片山が残念そうに言うと、彼女は更に不思議そうな顔をして
「…ルイさん、郡兄は『彼氏』なんて替えのきくものではないですよ(怒)。とっても大切なんです。」
と微妙に怒りを滲ませて抗議する…
う~んやっぱり、彼女の基準がわからない…
「それってどういうこと?意味わかんないけど…」片山は素直に言葉にした。
そりゃそうだ…みんなが説明を求める目で彼女を見る。
「よし、まず乾杯しよう!話はそれから…誕生日を祝いに来たんでしょう?」と圭太が二人のグラスにシャンパンを注ぐ。
悠太がシャンパンをみてギョッとしてる…そりゃそうだ、俺も若干引いたもんなぁ。
でも片山は眉一つ動かさず彼女を見つめている。なんかめちゃ肝の据わった人間だなぁ…
「よし!乾杯!!」
と圭太が仕切りなおした。
が、やはり片山はさっきの彼女が気になるらしく早速話を戻してきた。
「…で、結局のところ『レイ』ちゃんの彼氏は誰なんですか??
学部でも学年でもイケメンサークルのメンバーの『誰か』だろうと噂されていて、誰も手を出せない、声をかけられない状態なんです。
まぁ、クラスでも誰とも特に会話もしないし、女の子達とも仲良く話しているのを見ないから、正直きっかけがなくて困ってたんです。
あ、今日は呼んでもらって嬉しかったです。ありがとうございます。」
思い出したように片山は微笑んでみんなに礼を言った。
「それって、彼氏ってことでしょう?」と片山が残念そうに言うと、彼女は更に不思議そうな顔をして
「…ルイさん、郡兄は『彼氏』なんて替えのきくものではないですよ(怒)。とっても大切なんです。」
と微妙に怒りを滲ませて抗議する…
う~んやっぱり、彼女の基準がわからない…
「それってどういうこと?意味わかんないけど…」片山は素直に言葉にした。
そりゃそうだ…みんなが説明を求める目で彼女を見る。
「よし、まず乾杯しよう!話はそれから…誕生日を祝いに来たんでしょう?」と圭太が二人のグラスにシャンパンを注ぐ。
悠太がシャンパンをみてギョッとしてる…そりゃそうだ、俺も若干引いたもんなぁ。
でも片山は眉一つ動かさず彼女を見つめている。なんかめちゃ肝の据わった人間だなぁ…
「よし!乾杯!!」
と圭太が仕切りなおした。
が、やはり片山はさっきの彼女が気になるらしく早速話を戻してきた。
「…で、結局のところ『レイ』ちゃんの彼氏は誰なんですか??
学部でも学年でもイケメンサークルのメンバーの『誰か』だろうと噂されていて、誰も手を出せない、声をかけられない状態なんです。
まぁ、クラスでも誰とも特に会話もしないし、女の子達とも仲良く話しているのを見ないから、正直きっかけがなくて困ってたんです。
あ、今日は呼んでもらって嬉しかったです。ありがとうございます。」
思い出したように片山は微笑んでみんなに礼を言った。