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春うらら
第10章 麗とルイ
「じいちゃんどこまで本気?
俺、今学校で狙ってる女の子いるから。
もし、俺、彼女に気に入られても俺がその気になれないと思うよ。」
とちょっとムッとしながら言うとじいちゃんは余裕の笑みでじっくりと3人を見まわした。
「ふん、まぁこの年だからみんな彼女がいてもおかしくはないだろう、ただ、私の見る目は間違いない。
例え今の現状がどうあれ、彼女に会ってからの判断でも遅くないと思うけどなぁ?
いやなら、うちのグループの幹部候補社員を連れていくか…?
もったいないなぁ、どれだけの社交界に顔を出してもあれだけ素晴らしい女性にはめったに会えないぞ。
特に友晴、お前はうちの会社を本気で継ぎたいなら本当に素晴らしいパートナーを選ぶべきだ。
私はお前たちの将来の為にも彼女に会わせたい。
とにかく、『見合い』なんてすごいものじゃない、そこまで向こうにプレッシャーをかけるつもりもない。
予定としては来週の水曜日に彼女の勤め先に会いに行く。私の気持ちを分かってくれるならついて来て欲しい。」
と、話を聞きじいちゃんは水曜日の集合場所を伝えると安心した顔で、今日は夕食会があるから、と車を呼び、会社に戻る兄貴と出掛けて行った。
俺、今学校で狙ってる女の子いるから。
もし、俺、彼女に気に入られても俺がその気になれないと思うよ。」
とちょっとムッとしながら言うとじいちゃんは余裕の笑みでじっくりと3人を見まわした。
「ふん、まぁこの年だからみんな彼女がいてもおかしくはないだろう、ただ、私の見る目は間違いない。
例え今の現状がどうあれ、彼女に会ってからの判断でも遅くないと思うけどなぁ?
いやなら、うちのグループの幹部候補社員を連れていくか…?
もったいないなぁ、どれだけの社交界に顔を出してもあれだけ素晴らしい女性にはめったに会えないぞ。
特に友晴、お前はうちの会社を本気で継ぎたいなら本当に素晴らしいパートナーを選ぶべきだ。
私はお前たちの将来の為にも彼女に会わせたい。
とにかく、『見合い』なんてすごいものじゃない、そこまで向こうにプレッシャーをかけるつもりもない。
予定としては来週の水曜日に彼女の勤め先に会いに行く。私の気持ちを分かってくれるならついて来て欲しい。」
と、話を聞きじいちゃんは水曜日の集合場所を伝えると安心した顔で、今日は夕食会があるから、と車を呼び、会社に戻る兄貴と出掛けて行った。