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さぁ、お嬢様、乱れましょう
第2章 Un oeil de butler-一人目の執事-
唐突に告げられたその言葉に、伊鈴は目をぱちぱちさせる。
でもそれは一瞬だった。
すぐに怪しい笑みへと変わり…。

「フッ…そうですか。
 瑠璃奈はそう思うのですね。
 ですがそれは、瑠璃奈が素直にならないからですよ?
 だからこそ…私が、ご褒美と共に素直にさせてあげると言っているのに…」

そう言って瑠璃奈の濡れた唇をいやらしく撫でる伊鈴。
唇の隙間に指を入れていく。

クチュッ

「んっ…」

さっきの口づけから瑠璃奈の意識は既に朦朧としていた。
抵抗の弱い瑠璃奈の唇を伊鈴は指で遊ぶ…。
そして指を離す。
その間には瑠璃奈の唾液が糸を引いていた。

「んっ…はぁ…」

頬を紅潮させている瑠璃奈を見て、伊鈴はまた不敵に笑う。

「…そんなに気持ちが良かったのであれば…
 素直になるのも時間の問題でしょうか?
 指では物足りない……目がそう訴えかけていますよ?」

「っ!!」

私が…もっと欲しがってるって言いたいの!?
有り得ない…。
だって…私、男の人とこんなに接するのなんて保育園以来なのに!

「私はそんなこと、んっ!」

否定する前に塞がれた口。
もちろん塞いだのは…伊鈴の口だった。
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