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第3章 見えない流れ星

家に着くと、優香の鳴き声がした。
華子は急いで華子の部屋に行くと、シッターは華子を抱き、あやしていた。

「あ…奥様、優香ちゃん熱が出て…今から病院に連れて行こうと…旦那様がこちらに向われています。」

華子はオロオロしてしまった。

赤い顔をし、機嫌が悪かった。

「どこか痛いのかしら…優香、優香。」

晴夫は慌てて戻ってきた。
そしてシッターに優香の状態を聞いた。

毛布に包み、華子について来るようにアイコンタクトをした。
シッターから荷物を預かり車に乗り病院へ向かった。

華子は泣いていた。
こんなに泣く華子は初めてで華子はオロオロしていた。

晴夫は予め電話で診察予約をしておいたので、病院に入るとスムーズに診て貰えた。
晴夫はシッターに聞いた症状を細かく伝えた。

暫くすると優香は泣き止みスヤスヤと眠りだした。

医者は優香を丁寧に診察した。

大人しくなり、機嫌がよさそうになったので、
今は大丈夫そうだと言い、何か変化があれば、まだ小さいのですぐに病院に来て下さいと説明された。

華子は少し安心した。

晴夫は優香を抱き車に乗った。