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流れる星のように
第3章 見えない流れ星
真っ白な天蓋カーテン付きの俗に言うお姫様ベッドが置かれていた。

「凄い?」
緑は笑いながら言った。

流星はどう答えていいのか分からなかったが、ベッドに座り硬さを確かめる振りをした。

「硬さもいいでしょ?硬めだから腰痛になりにくいのよ。」

緑は流星の横に座りお尻でフカフカとした。

酔いが回っているのか、緑はケラケラ笑いながら、お尻で飛び跳ねていた。

するとよろけて流星を押し倒してしまった。

「あら、ダメね。」
緑は起き上がろうとしたが、流星はそのまま抱き寄せた。
そしてクルリと緑を下にし、顔を近付けキスをした。

緑は目を丸くし、驚いていた。

余りに無防備で純粋な彼女が可愛らしく思えたのだった。


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