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流れる星のように
第3章 見えない流れ星
朝になり、まりは目覚めた。
何も知らずにまりはいた。

でも、夢の中で身体に痛みと快感を感じたなと、思っていた。

流星の作ってくれた朝食を見てまりは涙を流していた。

「どうしたの?」
流星は昨夜の事もあり、優しく尋ねた。

「ママが、家で…家庭教師の人と寝室で…身体の体調が悪くて登校途中で家に戻ったの。そしたらママが叫んでいて、私怖かったけど、寝室を見たの。そしたら、先生とママが裸で…ママは先生の上で叫んでたの。いやじゃなくて、いいって、気持ちいいって…」

不倫現場を見たのか…
自分の過去を思い出した。

「そうか…そうか…辛かったな。」
流星は掛ける言葉が見つからず、まりを抱き締めていた。

まりは流星にしがみつき泣きじゃくっていた。

「帰りたくない。ここにいる!」
りえは流星に訴えた。

彼女がここにいたら…
悪戯し放題…?じゃ無くて、自分の理性がどんどん壊れてしまいそうで怖かった。

まりの父親から電話が来た。
自分が帰るまで置いて欲しいと頼まれ、まりを置いて病院に出掛けた。



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