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流れる星のように
第4章 矛盾
流星は外来診察が終わると、緑にメールを送った。

『会って話しがしたい。』

流星の素直な気持ちだった。


そしてまた流星は仕事に戻った。


緑からの返事は直ぐに来ていた。
流星が見たのは夜になってしまった。

「今夜8時、大学前の喫茶店で。」

流星が時計を見ると9時を回っていた。

「ごめん。今から向かう…」

とりあえず短文で知らせ、急いで走った。

流星は夢中で走った。
夜勤からそのまま外来で今まで仕事をし、疲れていたが、緑に会いたい一心だった。

喫茶店のドアを開け、見渡したが緑の姿はなかった。
流星は急に疲れが出て、喫茶店のドア近くの席に座り込んでしまった。

店員が水を出し、注文を尋ねた。

水をがぶ飲みし、手をあげ、
「あとで…」
そして、自分へのメールを確認した。
緑からのメールはなかった。

店内を見回したが緑らしき人は居なく、肩を落としてコーヒーを頼んだ。

携帯電話を目の前に置き、メールが届くのを待ちジッと携帯を見つめていた。



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