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流れる星のように
第4章 矛盾
「近くまで離れた距離で歩いて送るよ。」

流星は暗い夜道を緑1人では帰せないと、後ろをついて歩いた。

緑との楽しかった時間が思い出された。

緑は急に立ち止まり、流星の近くまで走り寄り、突然キスを再度した。
そして、
「ありがと。またね。」
と、走り大きな高層マンションに入って行った。

流星は、緑に会えた嬉しさと、結婚している緑の現実とら幸せそうでない緑の不憫さが可哀想だった。

大きな病院を背負って生きていかなければならない運命の緑を自分は何をしてらあげたらいいのか。
何も知らないでいた方が緑にとって幸せになれるのか…

頭の中は緑でいっぱいになっていた。



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