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流れる星のように
第4章 矛盾
流星は緑を毎日抱いた。
どんなに仕事が忙しく疲れていても、緑が愛しく抱かずにはいられなかった。

緑も抱かれたく、流星が戻ると抱きつき、セックスを、せがんでいた。

アパートの大家から煩いと苦情があると注意されていた。
二人は興奮し声が大きくなると、セックスの最中でも笑いながら、シーッと指を口に持っていき声を下げていた。


緑の夫も病院も緑が行方不明になり探していた。
地域に根付いた病院作りをしていて、スキャンダルはご法度だった。

興信所が緑の行方を探していた。

流星もこのままではいけないと思っていた。
一度緑を帰してからちゃんと話しをしに行かなくてはならないと思っていた。

その為に緑の父親と繋がりのある自分の父親の田村に中に入って貰おうとしていた。

田村には話しをし、中に入り話しをして貰うように頼んであった。

緑に一旦帰るように言おうとしていた日、アパートに戻ると、鍵が開いていた。
不審に思い部屋に入ると部屋は荒れていた。

キッチンには作りかけの料理があり、テーブルには【娘は連れて帰る】のメモが置かれていた。

流星は急いでアパートを出て、大森病院と緑の実家に行ったが、病院には居ないようで、実家に行っても人の気配はしなかった。
緑の住んでいたマンションに行き、緑の部屋のインターホンをら鳴らすが応答はなかった。

流星は緑を見つけなくては…と焦っていた。
自分の中の何かが焦らせていた。

流星は田村に連絡し、緑の父親と連絡を取って貰うように頼んだ。

田村は流星の必死な頼みに、父親として何もできていなかった自分が流星にしてあげられる事なら何でもらしてあげようと思っていたのだ。

田村は大森に連絡を入れたが、大森の返事は
「緑が居なくなった」
だった。

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