パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第4章 矛盾

田村から緑が居なくなった事を聞いた流星は、緑が居そうな場所をあちこち探した。

流星にメールが入った。
知らないアドレスだった。

開けてみると緑だった。

【緑です。突然居なくなってごめんなさい。私と一緒にいたら流星は、不幸になるの。だから私は…二度とあなたの居ない毎日を送りたく無いの。あなたを愛して良かった。愛されて良かった。ずっと一緒に居たかった。ごめんね。流星。】

何故不幸になるのか分からなかった。

【緑がいたら不幸になんてならない。愛してるから、愛してくれてるなら、戻ってきて。話し合いをしよう。俺が守るから！】

返事をした。

30分経っても1時間経っても返事が来なかった。

流星は胸が潰れそうだった。
もっと早く緑と緑の親と夫と話し合いをしていたら…

後悔ばかり込み上げてきた。

あの最期のような内容に流星は、死なないで欲しいと願うしかなかった。