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流れる星のように
第4章 矛盾
幸恵は慎太郎と密会していた。
お互いに30年以上前に一度だけ結ばれた相手に心が燃えだしたのだった。

50歳近い二人だったが、熱く激しく恋心が再燃していたのだった。


まりの母親は、まりが居ない時間でも流星の元に訪れ、流星の世話を焼いていた。

妊娠中のまりとのセックスはしていなかった。
それを知ってか知らずか、日に日に流星へのアプローチが強くなっていた。

「お義母さん」と言われるのを嫌い、「ゆか」と呼んで欲しいと言われ、「ゆかさん」と呼ばされ、あちこちに連れ回された。

時々流星を抱き締めたりし、最近はキスまでしたり、せがむようになった。

まりはそんな母親に激怒するが、母親のゆかは笑っていた。



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