パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第4章 矛盾

華子は仕事から戻り桃華と進路を相談する為に桃華の部屋に入った。

桃華は花井悠と結婚すると言い聞かなかった。

「私、先生と結婚するの。先生も私を好きだって言ってくれたわ。それに…セックスもしてきたわ。」

華子は耳を疑った。
悠の住んでいる場所を聞くと、あの時とずっと同じところだった。

華子は家を飛び出し、悠のマンションに行った。

インターホンを鳴らすと、嬉しそうな顔をした悠が出て来た。

華子は悠を、思い切り殴った。

「卑劣ね。最低よ、あなたは。」
懐かしい恋心も消え、悠に対し嫌悪感が溢れた。

「もう私の娘に近づかないで。近づいたら、あなたを潰すわ！」

華子は立ち去ろうとすると、悠は華子を捕まえた。
そして無理矢理抱き締めた。


華子はその手を解き、平手で悠の頬を叩いた。
悠は平手をした華子の手首を掴みクルリと回した。

「痛っ！悠、痛いわ。」

「華子…」

悠は華子のお腹に拳を入れた。

「グフッ…」
と華子は言い倒れた。